近年、ネット広告費がテレビ広告費を逆転したことからもわかるように、webビジネスの盛り上がりはとどまるところをしりません。この勢いのあるweb業界でコンサルしてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
コンサル業は特別な資格は必要ないので、今日からコンサルタントとして名乗ることができます。しかし、やみくもにwebコンサルタントをはじめても大体の方がうまくいかないことは目に見えているでしょう。
そこでこの記事では、web集客にフォーカスしたコンサルタントについて説明します。この記事を読んで、あなたならどんなコンサルができるのか是非参考にしてみてください。あなたの成功への道を応援しています!
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web集客コンサルタントとはどんな仕事?
その名の通り、webで集客するためのコンサルタントです。
web集客コンサルタントと一言にいっても、困りごととそれを解決する方法は様々で多種多様な仕事があります。どういった仕事があるのかおおまかに2つに分けて紹介します。
web上にページをつくる
もし顧客がホームページ等を持っていなくて、つくりたい・アクセスを集めたいとするならば、ページづくりをつくるところから始まります。
主に、顧客のホームページや、商品やサービスを売り出すECサイト、ランディングページの作成、SNSのアカウント設計・作成などもあります。
サイトをつくる
- ホームページ
- ECサイト
- ランディングページ(LP)
- SNS
これらのサイト作成にあたって、SEO対策ができる、SNSマーケティングができるということは必須です。サイト作成で終わらず、顧客が求める一歩先のサービス・ノウハウを提供できることが、コンサルタントとしての仕事となります。
例えば「おしゃれなデザインでサイトをつくりたいけど、どこをどうしたらいいかわからない」など悩みがありそうですよね。
そうですね。ただおしゃれなデザインでつくっても、ターゲット層が好むデザインとは限りません。
市場を理解し、ターゲットを理解した上でのデザイン提案など、複合的に理解できて提案できるコンサルタントになりたいですね。
アクセスを上げるための提案をする
コンサルタントを受ける時点で、すでに独自のホームページやWEB上のなにかしらのサイトを持っている場合も多くあります。こういった顧客に対して、どういったコンサルがあるのかを紹介します。
サイトを作ったはいいものの、うまく活用できていない・アクセスが全くないなどの悩みをもつ方に対して、下記のような提案があります。
アクセスを上げる
・SEO対策
・コンテンツの見直し
・アクセス解析
・WebやSNS広告運用
SEO対策ができているかを確認した上で、コンテンツに過不足があれば見直しが必要になります。また、サイトにきたユーザーを分析するのアクセス解析も大切です。
サイトは、ECサイトで売り上げが目標としてあったり、ホームページでお店の宣伝することを目標にしていたり、その他目標はサイトにより異なります。そのため、ユーザーがサイト内で、目標にあった動きをしてくれているかのアクセス解析が必須になります。
あたしいユーザーを取り入れたり、リピーター獲得のために、広告運用もコンサルとして理解しておきたい重要なポイントになります。顧客によってはチラシなどの広告が必要になったりなど見極めは必要ですが、コンサルとして抑えておきたいのはSNSといえます。
SNSだと広告費も比較的安価に抑えられるのですよね。
そうですね。日程や値段など細かく設定できて、広告を出すごとにAIが助けてくれて精度が上がりやすくなるといわれています。
アクセスを上げ、売り上げアップにつなげることは、webコンサルタントの一番わかりやすく、大切なミッションといえます。
具体的にどんな提案をするのか
web集客でのコンサルタントはどういった仕事があるのか説明してきましたが、具体的にはどのような顧客ニーズがあるのでしょうか。それに対して、コンサルとしてどんな提案をしていったらいいのか、説明していきます。
売上をアップさせたい
「売り上げをアップさせるためにコンサルをお願いします」といわれた場合、どんな提案があるでしょうか。
色々な想定ができると思うので、例えばわかりやすくECサイトでの売り上げアップを考えてみてください。サイト内で商品購入してもらうためにの施策として例えば下記が考えられます。
サイトの訪問者数を上げる
訪問者数をあげるために、検索エンジンやSNSからの訪問数を上げるため広告の運用をします。またSEOコンテンツの見直しの提案もあります。
単価をあげる
複数の商品を購入してもらう・高単価商品の購入率のアップなどのために、サイト内のコンテンツ再構築や、メルマガ構築・開封率アップなどあります。
KPIを設定する
あくまで一例ですが、上記のような形で様々な顧客の悩みを分析し、解決提案が必要になります。そこで、解決提案に必ず必要な手法をご紹介します。それはKPIの設定です。
《key performance indicator》企業などの組織において、個人や部門の業績評価を定量的に評価するための指標。達成すべき目標に対し、どれだけの進捗がみられたかを明確にできる指標が選択される。これをもとに、日々の進捗把握や業務の改善などが行われる。重要業績評価指標。重要業績指標。
出典 小学館
つまりKPI設定をするということは、大きな一番の目標を達成するために、達成するべき項目ということですね。
そうですね。その達成するべき項目を達成可能か測定できるようにすることもポイントですね。
なるほど。コンサルする側もされる側も、測定できる目標地点を共有して仕事を進めないと困ってしまいますよね。
「週あたりのサイト訪問率を〇パーセント上げる」「客単価〇パーセントアップ」 「月「リピート率◯パーセントアップ」「客単価を◯円アップ」といったかたちで、具体的な数値をだしつつ、達成可能な目標を設定するのが大切になります。
webコンサルタントになるためには
冒頭に、今日から「web集客コンサル」を名乗ることもできると説明しましたが、はじめるにあたってはどんなアプローチがあるのでしょうか。
資格は不要だが資格の有効活用は可能
資格があれば確実に成功が約束されるわけではありませんし、なくてもコンサルタントとして成功されている方はいます。しかし、現在のご自身の知識を改めて整理するというために試験を受けてみるのもいいでしょう。
- ウェブ解析士上級
- Google Analytics認定資格
- Google Adwords認定資格
検索サイトとして、GoogleとYahoo!が強いため、Yahoo!の認定資格もとりたいところではありますが、現在認定資格制度は休止されています。資格があるということで、顧客側からみた安心材料が増えることは間違いありません。
経験を積むのが大事
コンサルタントとして始動した後、継続して案件を獲得できるかもまた、不安なところですね。
先輩コンサルたちはどのように案件獲得しているのでしょうか。
もともとのひとのつながりから仕事をもって来るほかに、TwitterなどのSNSを通してつながりを作って仕事にしていくことが大切ですね。
株式会社エリアワンへ相談
web集客コンサルタントとして仕事ができそうと思ったあなたも、なにかしらの不安はつきものだと思います。株式会社エリアワンでは、あなたのより質の高いコンサルタント業を応援しております。
質の高い仕事をする上での考え方を下記にも執筆しております。
ご興味があれば、是非一度株式会社エリアワンへお問い合わせください。
まとめ
ここまで読んでくださった方は、web集客コンサルタントが、具体的にどういった仕事で、そのように仕事を進めていくのか大まかに把握することはできたでしょうか。業務内容は大まかに分けると2つでした。
具体的な業務内容
・集客するための箱(HPやSNS等)自体をつくる業務
・その箱にもっとアクセスを集めるための業務
また、それぞれのニーズに合わせて、どのように支援できるか、KPIをつかって明確にしていくことも大切です。特に、売り上げにつなげるための業務については、コンサルの大事な目標値となります。
KPI設定の際に大切なこと
・具体的な数値であること
・目標達成可能な範囲であること
以上、2点を必ず念頭にいれて目標設定することで、安定して質の高いコンサルタントを行っていくことができます。また、より質の高いコンサルタントを目指したいというあなた、是非ご相談ください!