コンテンツビジネスの現状ってどうなの?今から始める価値ってあるの?コンテンツビジネスは何が大事なの?という方、必見です。
コンテンツ市場は今も成長しておりコンテンツ消費は前年を超えています。
コロナ禍で苦しんでる企業や実店舗がコンテンツやSNSを活用し集客に成功しています。
コンテンツビジネスは今からでも始める価値はあります。
その理由としましてこの記事ではコンテンツビジネスの現状と成功事例、今後展開されるコンテンツの明るい将来性とそのための課題改善を書いていきます。
Table of Contents
現状のコンテンツビジネス
交流や新しい情報を受け取る手段として使われているコンテンツやSNS。
テレビや新聞から情報を得られなかった時代に比べると自由で、自分のタイミングで取得可能となりました。
情報を一方的に受ける側だった人たちに発信するという手段ができYouTube、Twitter、InstagramやTikTokは現代になくてはならないものとなりました。
年々コンテンツの開始ハードルが低くなっている今、コンテンツの市場、メリットと成功事例3選を見ていきたいと思います。
コンテンツ市場の現状
2020年のコンテンツ市場規模は11兆6,975億円(前年比90.7%)となります。
コロナ禍による影響もあり、東日本大震災が起こった2011年以来から9年ぶりのマイナス成長となりました。
コンテンツ区分別に、
コンテンツの種類 | 市場規模 | 前年比 |
---|---|---|
動画 | 3兆8,520億円 | 87.2% |
静止画・テキスト | 3兆1,126億円 | 96.4% |
ゲーム(同) | 2兆1,748億円 | 99.6% |
複合型が(同) | 1兆7,567億円 | 105.6% |
音楽・音声が(同) | 8,014億円 | 57.2% |
メディア別では、
メディア | 市場規模 | 前年比 |
---|---|---|
ネットワーク | 4兆3,620億円 | 111.0% |
パッケージ | 3兆2,869億円 | 92.4% |
放送 | 3兆1,950億円 | 89.7% |
劇場•専用スペース | 8,536億円 | 46.4% |
となりコンテンツ市場の成長を引っ張り存在感を出してきたネットワークが4兆円を超え、調査開始以来、最大規模を更新しました。
コンテンツ産業の市場規模としてはマイナス成長ですが、コンテンツ消費のネットワークシフトが加速した年となりました。
参考:2020年コンテンツ産業9年ぶりのマイナス「デジタルコンテンツ白書2021」発表
新型コロナウイルス感染症拡大によりコンテンツ市場に影響を与える結果となりました。
外出制限がかかることにより、ネット通販、オンライン授業や在宅ワークなどコンテンツ消費のネットワークシフトを加速することとなりました。
コンテンツ制作のメリット
コンテンツは資産となる可能性があり、データ管理のため収益を自動化する仕組みができれば収入の柱として機能します。
家で作業が可能なため場所を選ばないし、在庫も抱えないため資金面のハードルが低く開始しやすい。
webソーシャルメディアに合致しています。
コンテンツがあることで自分、自社の存在に気づいてもらえます。
上位表示されるコンテンツになれば広告費をかけなくても集客可能となります。
自作コンテンツがあるだけで名刺のような役割があり、こなした依頼によっては信頼にも繋がります。
インターネット集客をしたいのなら自分の存在を知ってもらい、どんな活動しているのか見てもらうためにもコンテンツ制作は必須です。
コンテンツマーケティングを活用した成功事例3選
コンテンツマーケティングとは、運営サイト、YouTubeなどコンテンツを活かした集客方法です。
コンテンツの強みを活かして見込み顧客へ自社商品をアピールすることは大切です。
ここではBtoCコンテンツマーケティングを活かした集客、販売の成功事例を記載していきます。
ホルモン島田
群馬県の焼き肉屋で2020年10月ごろYouTubeを開始し、2022年9月現在チャンネル登録者数は42.3万人となります。
動画内容は「味の素を使った熟成肉の作り方」や「焼き肉屋のタレの作り方」など。
時間は5分程度で飽きない仕組みで、解説が分かりやすくてワードセンスもあり楽しんで視聴できます。
動画の反響もあり、遠方からのお客様が増え集客に繋げています。
OMG PRESS(オーマイグラス株式会社)
眼鏡関連の情報を提供しているオウンドメディアとなります。
「デスクワークを始めるならレンズの度数を弱めた方が良いワケ」や「【オフィスで】すぐできる!疲れ目をスッキリさせる対策5つ」などの情報を提供することで見込み顧客へのアピールがしっかりできており集客につながっています。
見込み顧客へコンテンツを展開しおり、マーケティングの成功例としてWebサイトや書籍でも紹介されています。
YOURMYSTAR STYLE(ユアマイスター株式会社)
ハウスクリーニングやメンテナンス職人とお客様を結ぶサービスECプラットフォームです。
自社オウンドメディアでは「おうち時間を大切に」をテーマに掲げおり、
お風呂や洗濯機の掃除の仕方やエアコン掃除のおすすめ業者など役立つ情報を載せております。
Instagram、TikTokなどのSNSから情報配信し続け自社サイトへ集客強化しています。
3選に共通しているのはコンテンツを利用した見込み顧客が求める情報配信して実店舗に集客を成功させていることです。
集客重視すぎてもお客様には何も響きません。
成功事例のようにお客様に役立つとか、見て面白みがあるなど見せ方も工夫しながら、見込み顧客に寄り添う姿勢が大事です。
コンテンツビジネスモデルの種類や具体的な初め方はこちらをご覧ください。
コンテンツビジネス将来性が明るい理由
インターネットの普及率は年々増加しています。
コロナ禍によりデジタル化が加速している中で今後、世界的に見てもコンテンツビジネスの需要は上がり続けると言われています。
誰でも情報配信できることで情報格差がなる中で動画、音声コンテンツの価値が上がることに注目されています。
Web3.0時代が近くにきている
2018年ごろから始まった新しい概念で「分散型インターネット」とも言われています。
Google、YouTubeなどプラットフォームを通さずにコンテンツで提供する商材の販売や送金がユーザー同士で完結することが可能となります。
その他の特徴としては
- クライアントサーバーなしで通信可能
- 仲介を介さないのでサーバー攻撃による個人情報が漏れを防止
などがあります。
DApps
Web3.0時代になると世界中のどこからでも同じURLで通信可能となり、それに合わせて次世代分散型アプリケーション「DApps(ダップス)]の開発に注目されています。
オークションプラットフォーム、ゲームなど専用のアプリケーション制作が進んでいます。
当たり前のように使っていたGoogleやamazonを超え、国境を超えて個人間でグローバルなコミュニケーションや売買が可能となります。
将来性を踏まえた課題
上記でも書いたように将来コンテンツ市場は国境を超えたコミュニケーションとなります。
クールジャパンの戦略より日本のコンテンツ市場課題が参考になるため、3つのテーマに分けて見ていきたいと思います。
日本の魅力を演出する
日本の魅力をコンテンツビジネスに転換して、「海外のコンテンツ市場に参入」することがテーマです。
クールジャパンとは、日本の内閣府知的財産戦略推進事務局「クールジャパン戦略のねらい」によると、「外国人がクールととらえる日本の魅力」であり、クールジャパンの情報発信・海外展開・インバウンド振興によって世界の成長を取り込み日本の経済成長を実現するブランド戦略「クールジャパン戦略」政策で使われている用語である。
引用:ウィキペディア
今後コンテンツ市場を支えていくのは「動画」と言われています。日本の「アニメ」「ゲーム」は海外の消費者に人気があります。
その他、日本の伝統文化などを動画、写真、音声コンテンツを複合的に利用し海外の消費者に周知してもらうことです。
商業拠点を海外へ展開
ここでは「現地で稼ぐためのプラットフォーム構築し収益を上げる仕組みを作る」がテーマです。
- 海外放送局と連携し日本のコンテンツ専用配信チャンネルの確保
- 実店舗を構えキャラクターグッズの販売
- コスプレやライブといったイベント会場で集客する
小売流通業と連携して販路開拓していくことです。
インバウンド消費
インバウンドとは「海外から日本へ旅行」に来てくれることです。
上記のようにコンテンツと現地収益を作る施策運用しファン作りに力を注ぎ「日本ブーム」を起こします。
日本のファンとなった海外消費者は日本で消費行動してくれます。
買い物、食、観光など、インバウンド増加により地域活性化と経済復活を目指していきます。
まとめ
今回はコンテンツビジネスの現状と将来性、日本のコンテンツビジネスが抱える課題と施策について書いていきました。
コンテンツビジネスは開始ハードルが低く、web3時代という個人から企業まで新しい可能性を感じさせてくれます。
この2点を見てもコンテンツビジネスは今からでも始める価値はあります!
コンテンツビジネスで集客を成功させましょう!