今回もコンサルタントや士業を開業されている皆さんに役立つよう投稿いたします。
今回のトピックは、「六本木でコンサルタント事務所を設立するときの注意点」についてです。
年内にコンサルタント事務所を開業するんですが、事務所の場所をどこにしようか迷ってて…。
そんな方には六本木がおすすめだよ!
今回の記事では、六本木でコンサルタント事務所を設立するメリットや意識してほしいことを解説するね。
ということで、今回の記事は、以下のような悩みを解決してくれます。
こんな疑問を解決!
- 六本木ってどんなところなの?
- コンサルタント事務所を六本木につくるメリットは?
- 事務所設立に必要な手続きは?
- 賃貸借契約で気を付けることは?
Table of Contents
六本木にコンサルタント事務所を設立するのはあり?なし?
そもそも六本木ってどんな町なんですか?
六本木ヒルズのイメージが強いんですけど詳しくは知らなくて…。
そうですよね。
それはらまずは、六本木がどんな町かを紹介するね。
六本木は、東京都港区にある町で、六本木一丁目から六本木七丁目までで構成されています。
六本木の主なデータは、以下の通りです。
人口(夜間人口) | 13,417人 ※1 |
面積 | 1.15㎢ ※1 |
事業所数 | 3,693事業所 ※2 |
ワンルームの家賃相場 | 15.44万円 ※3 |
平均年収 | 723万円 ※4 |
六本木にコンサルタント事務所を設立するメリット【3つ】
六本木にコンサルタント事務所を設立するメリットは、以下の3つです。
メリット
- アクセスが良い
- 人脈を広げやすい
- 大手企業も進出している
1.アクセスが良い
六本木駅の所属路線は、東京メトロ日比谷線と都営地下鉄大江戸線と2路線あり、東京駅や品川駅まで20分前後というように比較的短い時間で主要都市に向かえます。
オンラインでの商談が増えつつありますが、未だ一定数は対面で商談しているコンサルタントにとって移動時間の短縮は、顧客とのやり取りが増えるだけではなく、案件成功にも繋がります。
2.人脈を広げやすい
六本木などの企業や団体数も人口も多い首都圏では、数多くのセミナーやイベントが開催されています。
イベントを開催したり他団体のイベントに参加したりすると、案件や顧客獲得に繋がります。
3.大手企業も進出している
2019年の六本木にある事業所数が3,693事業所というように首都圏には、幅広い規模の企業が数多く進出しています。
法人コンサルなどは、母集団確保のためにある程度の法人をリストアップする必要がありますが、事務所の周りに企業数が多いとリストアップが比較的容易にできます。
六本木にコンサルタント事務所を設立するデメリット【3つ】
六本木にコンサルタント事務所を設立するメリットは、以下の3つです。
デメリット
- 費用が大きくなる
- 自然災害の影響が大きい
- 競合他社が多い
1.費用が大きくなる
六本木などの首都圏は、地方と比較すると家賃や物価、人件費などが高い傾向にあります。
そのため、事業の長期継続を考える場合、高い費用を賄うための資金調達が必須になります。
2.自然災害の影響が大きい
首都圏では、台風や積雪などによる公共交通機関や停電などの影響が大きい傾向にあります。
それらの異常気象に対策しようとしても工事自体の規模が大きいため、期間的にも費用的にも着手が難しくなります。
3.競合他社が多い
六本木には、顧客となる企業も多いですが、競合他社となるコンサルタント事務所なども進出しています。
六本木に事務所を設立する場合は、それらの競合他社に勝るようなポジショニングを確立しなければ、事業の存続自体が難しくなります。
費用面などの懸念事項はあるけど、開業したばかりの事務所のようにより多くの案件や人脈を獲得したいと考えている場合には、六本木に事務所を設立するのがおすすめだよ!
▼こちらの記事では、起業する事業の選び方や起業の流れについて解説しています。これからコンサルタントとして起業したい方に役立つ情報もあるので参考にしてみてください。
事務所設立に必要な手続き
六本木の良さがわかったので、事務所を六本木に設立しようと思います!
いいですね。
そうしたら、事務所を設立するのに必要な手続きを確認しておこう!
法人で賃貸借契約する手順
賃貸借契約の手順は、以下の通りです。
- 物件探し
- 業務内容や従業員数などに合わせて物件を選びましょう。
コンサルタントは顧客が来訪することが多いので、応接室などのスペースを設けるのがおすすめです。
また、設備や広さだけでなく契約後に掛かる賃貸料も考慮する必要があります。
- 申込み書類の提出
- 賃貸借契約には申込書や決算報告書などの提出があります。
会社の規模によっては必要な書類が増えることもあるので注意しましょう。
- 入居審査
- 必要な申込書類が書類を全て提出すると、入居審査があります。
会社の経営状況によっては入居審査に落ちることもあるので気を付けましょう。
- 入居手続き
- 入居審査を通過すると、入居手続きへ進みます。
入居手続きでは、初期費用を振り込み、追加で渡される契約書類の提出や注意事項の読み合わせなどをします。
申込み手続きに必要なものには、以下のようなものがあるよ。
手続きに必要なもの
- 会社謄本
- 決算報告書
- 会社の概要がわかるパンフレットなど
- 法人税納税証明書
- 社員証のコピー
- 入居者の住民票
- 法人の印鑑証明書
賃貸借契約の注意点【3つ】
事務所の場所も決まったし、手続きの流れもわかったのでいよいよ開業できますね!
ちょっと待って!
手続きをする前に賃貸借契約の注意点を押さえてほしいな。
賃貸借契約で気を付けるべきことは、以下の3つです。
注意点
- オフィスを扱う不動産を探す
- 賃貸料を交渉する
- 更新手続きなどの予定を把握する
オフィスを扱う不動産を探す
不動産には、住宅などを専門に扱う『レジデンス』などがあるので、物件を探したり契約したりするときには問い合わせ予定の不動産会社がオフィスを扱っているか確認しましょう。
賃貸料を交渉する
借りようとしている物件と同じ条件の物件を調べると、賃貸料などが抑えられている可能性があります。もしそのような物件を見つけたら担当の不動産会社に賃貸や契約条件を交渉してみましょう。
更新手続きなどの予定を把握する
長期的な事業存続において契約更新や解約手続きなどは欠かせません。契約時に注意点などの読み上げはすると思いますが、その際に手続きのスケジュールや用意すべきものなどは必ず担当不動産会社に確認しましょう。
まとめ
今回は、「六本木でコンサルタント事務所を設立する」ことについて解説しました。
- 六本木にコンサルタント事務所を設立するメリットは、『アクセスが良い』、『人脈を広げやすい』、『大手企業も進出している』
- 六本木にコンサルタント事務所を設立するデメリットは、『費用が大きくなる』、『自然災害の影響が大きい』、『競合他社が多い』
- 賃貸借契約で意識することは、『オフィスを扱う不動産を探す』、『賃貸料を交渉する』、『更新手続きなどの予定を把握する』
コンサルタント事務所の場所を考えている皆さん、六本木はいかがですか?
ご愛読いただきありがとうございました。