経営破綻から1年でV字回復した会社から学ぶ【戦略】

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みなさん
こんばんは、今泉です。

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◆ 経営破綻から1年でV字回復した会社から学ぶ【戦略】
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みなさんは、スカイマークが
2015年に経営破綻をしていたことをご存知でしたか?

そしてなんと、たった1年で驚異的なV字回復を遂げています。

今日のメルマガでは、スカイマークを事例に
お伝えしていきたいと思います。

【法人開拓とスカイマークのV字回復】

-スカイマークが凄まじい勢いでV字回復できた理由ー



2015年に経営破たんしたスカイマークですが、
わずか1年でV字回復しました。

2015年3月期は、
売上高643億円に対して、営業利益は113億円の赤字。

しかし、2016年3月決算では、
売上高が721億円、営業利益は15億円の黒字化を果たしました。

2017年の売上は756億円 営業利益は67億円の黒字
2018年の売上は828億円 営業利益は71億円の黒字
2019年の売上は882億円 営業利益は72億円の黒字
 
と経営破綻以降4年連続増収増益です。

 
ここに至るまでに、
不採算路線からの撤退をしたり、
機体をボーイング737-800の1種類に統一することで
教育コスト、整備コストの削減をしました。


また、売上をどのように上げたか??というと・・・

【法人顧客を3000社開拓】

したそうです。


契約した法人のメリットとすると
①当日でも予約変更可能(手数料なし)
法人価格で割安
②予約がオンラインで24時間出来る(簡単・便利)
③システムで予約すると本人確認だけで搭乗できる(時短)
④決済は会社対会社で出来る(都度計算や仮払い、立替などしなくてよい)

とあります。


ANAやJALがマイレージで個人ユーザーを獲得していますが、
スカイマークは法人客を狙いました。


スカイマークはANAとJALがバチバチ戦っている
マイレージの土俵で戦うことをやめたのです。

それが法人顧客を中心にしていく
独自路線を作り、業績回復をやり遂げました。


しかし2020年再び業績悪化に・・・。

原因は言わずとしれたコロナです。

2020年の売上は 904億円 営業利益は 28億円の黒字
2021年の売上は 341億円 営業利益は317億円の赤字
2022年の売上は 471億円 営業利益は167億円の赤字
2023年の売上は 847億円 営業利益は34.5億円の黒字
2024年の売上は1041億円 営業利益は46.5億円の黒字
2025年の売上は1122億円 営業利益は 35億円の黒字(予定)
(3月度決算)


経営破綻から8年。
まだコロナの影響も残る
2022年12月14日、再上場を果たしました。


2023年以降過去最高売上更新が続いています。
2023年5月から出張も以前のように増えたことが最大の要因です。

見事なV字回復を短期間に2回も遂げました。


この素晴らしい業績回復劇から、私たちは何を学ぶべきか?


小さな会社の取るべき戦略の一つに客層戦略があります。
 
顧客層を変えるだけで、売上や業績が上がります。  
 
そして【戦略】を立てること。

戦略とは【戦いを略する】ことです。

いかにしてライバルたちと戦わずに済むか?


経営者はそういうことを考えることが
とても大切ですね。




今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。


みなさんのビジネスが
大成功することを
いつも応援しています。

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