この記事を読んでいる方の中には「資格なしのコンサルタントってなんか怪しい」とおもっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。よくわかります。
コンサルタント業と、一言で聞いてもどんな職業なのか想像がつかず、うさんくさく感じてしまいますよね。ですがコンサルタント業でお仕事をして、年収1000万以上なんなら億稼いでいる人は現実に存在しています。
この記事では、資格がない人でもコンサルタントとして成功できるチャンスがある!ということを解説していきます。いま、あなたが頑張っているその仕事のノウハウや知識が、もっと多くの人のために活用できて、お金になるかもしれません。
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資格なしでコンサルタントとして稼ぐことは可能?
そもそもコンサルタントとは一般的にどういうものなのでしょうか。「コンサルタント」の意味を調べてみました。
企業経営などについて相談を受け、診断・助言・指導を行うことを職業としている専門家。「経営―」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
コンサルタントとは、相談されたことについてアドバイスができる専門の人ということなんですね!
資格はどんなものが必要なんでしょうか?
コンサルタント資格ってどんなもの?
一般的にコンサルタント業界での資格としてはじめに挙げられるのは、学位として取得できるMBAや、国家資格として取得する公認会計士、税理士や中小企業診断士、その他IT系の資格があります。
もしあなたが、例えばお堅いイメージのある相手(金融機関や公的機関)にコンサルティングしていきたいと考えている場合は、信用度が上がり多少有利となります。
ただしこの「有利」というのは、あくまで同じ条件のコンサルタントがいた場合に限ってといった程度として理解したほうがよさそうです。資格を持っているからといって、必ずしも成功を約束されるものではない、というのが現実です。
つまりコンサルタントをするには、絶対に必要な資格はありません。
参考:資格習得までの時間
ちなみに、コンサルタントでよく使われている資格の習得時間は、大体下記の通りです。
- 国内MBA受験までに400時間程度
- 海外MBA受験までに600〜1,000時間程度
- 公認会計士…最短でも2500時間(受験回数によっては7000時間とも)
- 税理士…最短2500時間から6000時間以上
- 中小企業診断士…800時間~1000時間
資格なしでどんなコンサルタントができるか?
上述のとおり、経営コンサルなどでよく必要とする士業資格だと、習得までに長い時間とコストがかかることがわかります。もちろんこういった資格の勉強をすることで、形態的に全体を学ぶことができ、正しい専門知識も身につけることができます。
一方で資格を持たずにコンサルタントをしている人々は、どんな知識をもってコンサル業を行っているのでしょうか。コンサルタント業務で分類分けされているものを簡単に整理してみました。
- 戦略コンサルティング(戦略、会計、リスク管理など、経営上の問題解決をおこなう)
- ITコンサルティング(IT全般)
- 業務コンサルティング(業務改革、改善をおこなう)
- シンクタンクコンサルティング(官公庁向けリサーチや経済・経営調査など多岐)
- 財務・金融コンサルティング(財務やM&Aに関わる)
- 組織・人事コンサルティング(組織、人事、報酬、採用、人材開発、育成など)
- 医療コンサルティング(医療に関わる事業者に対してコンサルする)
- 事業再生コンサルティング(経営状態が悪い企業に対してコンサルする)
- 総合コンサルティング(企業全体など、その名の通り総合的にコンサルする)
コンサルといっても、幅広くあることがわかります。実際にあなたがコンサルタントするならどんな分野が可能でしょうか。
考えるにあたっての基本的な考え方は、あなたに他人の悩みや問題解決できる知識がどの分野にあるか?ということです。いままでの仕事の経験を活かして、活躍できる場を洗い出してみるのもいいかもしれませんね。
または、こういった企業などでコンサルティングする仕事のイメージから少し離れて考えてみることも必要かもしれません。あなたの趣味の範囲で極めた知識や経験を活かして、新たなコンサルタントのニッチな業界をうみだすことも可能です。
実際に世の中には、イメージコンサルタント、食欲コンサルタント、婚活コンサルタントや毛髪コンサルタントなど、さまざまな分野でさまざまなコンサルタントとして、活躍されている方がたくさんいます。
ご自身の強みについて、もっと深く知りたい!考えてみたいという方は、是非下記サイトも参考にしてみてください。
コンサルタント業の始め方
では、自分自身の強みを理解し、コンサルタントを名乗ることができそう!始めてみたい!と思った場合、どんな始め方があるのでしょう?
転職サイトなどで応募してみる
通常のコンサルタント業界にしぼって転職を目指すなら、コンサルティングファーム特化型の求人をみてみましょう。
本格的に転職活動をしようかなと思う方には、餅は餅屋に。エージェントに相談することが就職の近道といえます。残念ながら、中途採用が主流といわれているようですが、第二新卒や30代前半まででしたら未経験でも採用は行われているようですね。
週末コンサルをはじめてみる
通常の転職の仕方とはべつに、副業も当たり前のいま「週末コンサル」という選択肢もあります。自身の経験や知識を活かして、休日や平日のお仕事が終わった夜にコンサルタント業をおこなうということです。
手法を学びつつ、経験を積むことも成功の近道のひとつといえるでしょう。ボランティア程度と考えて、知り合いの会社などのコンサルティング経験を積むのも必要かもしれません。
ただ、それだけでは経験も多く積めませんし、稼いでいくことはできません。そこでコンサルタント案件を扱うプラットフォーム会社に登録してみましょう。登録料/利用料ももちろん無料です。
その他、デザインなどに強いイメージのあるココナラなどスキルを売り出すサイトでも、さまざまな分野のコンサル提案をみかけました。
こういったプラットフォームで案件を獲得していくには、やはりニッチさと独自性が大切と考えられます。そしてその独自性を常に強化し進化し続けることができている方が、大きく稼ぎつづけているんですね。
コンサルタントを成功させるために求められる能力とは
コンサルタントを行うには、資格があるだけでは成しえないことがわかってきました。では、コンサルタントとして成功するために求められている能力とは、どういったものがあるのでしょうか。コンサルタント会社の求人や転職サイトを参考に、必要な能力を集めてみました。
タフネス
コンサルタント業は激務といわれているのが一般。気力と体力が持続できる強靭さや根気が必要です。ストレスとの付き合い方や考え方を学んだり訓練を繰り返すことで、習得できる能力です。
論理的思考力
多くの情報を整理していくことが必要な仕事。状況を分析したり、大量にある難しい物事を体系立てて整理することが求められます。論理的思考力を学ぶ上で、昨今コンサルタント業界では一般的なキーワードとなった「地頭力」も合わせて学んでいく必要がありそうです。
プロフェッショナルマインド
顧客の成功をつねに意識し、高い基準で高い価値を提供しつづけようとすることが、プロフェッショナルマインドです。要求される仕事以上の付加価値をつけることが必要なのですね。
コミュニケーション力
コミュニケーション力は、多くの成功者が大切な能力と位置付けています。コンサルタント業は、常に人と関わる職業です。顧客の悩みを正確に引き出し、課題解決の案をわかりやすく伝えるまで、すべてコミュニケーションが必要となります。また、すべての顧客が明確に問題点を自覚できているとは限らず、その問題を指摘するのも繊細な問題です。課題解決を進めるにあたっては、顧客と良好な人間関係を築くコミュニケーション能力は必須条件といえるでしょう。
能力を習得し努力し続けられること
色々な能力が必要なことがわかりました。比較的、元来の性格等に左右されず、学んだり訓練することで習得できる能力が必要であることがわかります。ですが、やはり努力なしでは、習得できない能力といえます。
コンサルタントとしての仕事だけではありませんが、最も大切なことはその時々で必要な知識を勉強し努力し続けられることなのかもしれません。
まとめ
資格がなくても、年収1000万以上稼ぐことは可能です。トップコンサルタントとなると億を稼ぎ出す方もいます。
ですが現在のコンサルタント業界は競争も激しいのも現実です。この競争が激しい中で生き残るには、多くの経験とその経験におけるアウトプットの量と質が問われています。もちろん資格取得した上でのコンサルタント業も必要な分野ですし、こちらも稼いでいる方は大勢います。
資格取得する・しないにしても、資格ある・なしどちらにしても、個人の能力をあげるために時間とコストをかけて努力し続けることは絶対条件といえます。
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