株式会社ヴァリューズが2022年に公表したWebサイト&アプリ市場のユーザー数ランキングによると、2022年の10月時点でFacebookのアプリ起動者数は、約80,695,000人とされています。
そんなにユーザが多いのであれば、顧客獲得にも繋げられるかも知れませんね。
FacebookなどのSNSを用いた集客は、アプリの機能と集客方法を理解する必要があるんだ!
コンサルとして独立後、思うように集客ができていないと感じている方はいませんか?
その様な方におすすめしたいのが、Facebookを使った集客です。
この記事では、Facebookの概要や集客方法について解説します。
この記事で学べること
- Facebookとは、どのようなアプリなのか
- Facebook集客のコツ
- Facebook集客で使える心理テクニック
Facebookを活用した集客に興味はあるけど、どのように活用すればいいかわからないと悩んでいる方には、ぜひ読んでほしい記事となっています。
Table of Contents
Facebook集客のためにアプリを知り尽くす
私Instagramは使ったことあるんですけどFacebookは使ったことないんですよ。
そもそもFacebookってどんなことができるんですか?
FacebookはSNSの一つで、情報のやり取りだけでなく、他のサービスと連携させることなどもできるんだ。
具体的にどんなことができるか今から解説するね。
SNSとは
Social Networking Serviceの略称
社会的なコミュニケーションを維持・促進するような機能を提供する、会員制のオンラインサービス
FacebookとはどのようなSNSなのか
Facebookは、2004年にアメリカのカリフォルニアにあるMeta Platforms, Inc.がリリースしたSNSです。
アメリカにある大学の一部で学生間の交流を促すために入学した年に提供している書籍「Face Book」が名前の由来とされています。
Facebookの主な機能は、以下の通りです。
Facebookの主な機能
- フィード
- Watch
- イベント
- Stories
フィード
Facebookでフォローしている利用者やページ、グループが投稿した記事リスト
Watch
企業や団体が作成したFacebookページに投稿されている動画リスト
イベント
イベントやセミナーなどの告知する機能
Stories
24時間限定で知人やフォロワーに写真や動画をシェアできる機能
これらの機能を使えば、自分の事務所やセミナーのことを認知してもらいやすくなるよ。
連携できるSNS
Facebook自体にも多様な機能が搭載されています。
加えて、SNSと連携させることで、DMができたりより多くの顧客獲得に繋がったりするなど更に利便性が増します。
Facebookと連携できるSNSの代表例は、以下の通りです。
Facebookの主な機能
- Messenger
- Whats App
- Lasso
- Oculus
DMとは
Direct Messageの略称
個人宛にやりとりするメッセージのこと
※電子メールなどを表すDMは、Direct Mail
▼こちらの記事では、顧客獲得数を増やすためのコツについて解説しています。Facebook集客以外にも顧客獲得数を増やす方法が紹介されているため、気になる方は、参考にしてみてください。
SNSは、若者だけのものではない
SNSを活用すると顧客の年齢層が若くなりそうですね。
実はそうとも言い切れないんだ。
総務省が2021年に実施したウィズコロナにおけるデジタル活用の実態と利用者意識の変化に関する調査研究では、SNSの利用率は48.6%、メールなどでニュース速報やキャンペーン情報が受け取れるようなメッセージサービスの利用率は、50.0%とされています。
同調査の年齢別のデータを見てみると、20~29歳の利用率は、SNSは71.5%、メッセージングサービスは64.5%と利用率は比較的高いことが分かります。
一方で利用率が少ないと思われそうな中高年層ですが、50~59歳の利用率は、SNSが38.5%、メッセージングサービスが43.5%というように若年層には、及びませんが一定の割合が利用していることが分かります。
SNSは、トレンドをいち早く知れるのでビジネスにも生かせたりするんだ!
企業視点で考えるFacebook
最近企業のWebページを見ると、公式SNSアカウントのリンクが付いてるのを見ることが増えました。
そうだね。
実際SNSを導入している企業は増加傾向にあるんだ。
2010年にNTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が実施した「第7回 企業におけるソーシャルメディア活用」に関する調査結果によると、Facebookの活用割合は、30.6%でした。
「第6回 企業におけるソーシャルメディア活用」に関する調査では、21.0%だったことから、導入率は増加傾向にあることが分かります。
何故企業にもFacebookが導入されるのか
「第7回 企業におけるソーシャルメディア活用」に関する調査では、Facebookを導入している目的について、企業全体のブランディングであると回答した企業は40.8%、個々の従業員のブランディングは30.6%というような結果になりました。
Facebookは、企業の取り組みだけでなく、ビジョンや現場で出た従業員の意見も発信できるため、企業イメージを確立させるために利用している企業が多いように感じられます。
Facebook運用の課題
「第7回 企業におけるソーシャルメディア活用」に関する調査では、Facebook活用上の課題として営業上の効果が見えないと回答した企業が30.6%、担当者が不足していると回答したのが21.1%という結果でした。
Facebookには、インサイト機能がついており、フォロワーの人数や属性、投稿した記事や動画への反応を確認できます。
しかし、それらが売上にどれだけ関与したかは別途調べる必要があります。
また、同調査にて明らかとなった企業ごとのSNS運用チームの所属人数は、1人と回答した企業が30.7%、2~3人は31.9%というように小規模で運用している企業が多いため、Facebookを上手く活用できていないという状態に陥ってしまいます。
▼こちらの記事では、独立のメリットやデメリットについて解説しています。SNS運用以外にも事業を運営する上で気を付けるべきことが紹介されているので、気になる方は、参考にしてみてください。
Facebook集客のコツ【3つ】
Facebookがどのようなアプリなのかわかりました。
しかし、普段SNSは見る専門なので集客に生かせるか心配です…。
なるほど。
それならFacebook集客で顧客獲得できるか心配な方のために、Facebook集客のコツを解説するね!
Facebookを含めたSNS集客で意識すべきことは、以下の3つです。
Facebook集客で意識すること
- プロフィール
- 投稿の頻度やレスポンスの速さ
- タグ付け
プロフィール
アカウントやグループには、概要を表記するプロフィール欄が存在します。
プロフィールは、空白でもアカウントやグループを活用できます。
しかし、自身の記事や動画を見てもらうきっかけとなるため、重要度が高くなります。
特に、Facebookアカウントは、職歴と学歴、連絡先と基本データなど他のSNSと比較してもプロフィールに記載できる情報が多いのが特徴です。
開業したばかりの個人事務所だと知名度が低いこともあるので、プロフィールを有効活用しながら自社のことを認知してもらいましょう。
またプロフィールを記入するときは、わかりやすさだけでなく、自身の記事や動画を魅力的に感じてもらえるようにすると、認知してもらうだけでなく、顧客獲得にも繋がります。
▼こちらの記事では、自身の本質的な魅力を伝えられるようなキャラ立ちの方法について解説しています。魅力的なプロフィールを作成したいけど自分の魅力が分からないという方は、参考にしてみてください。
投稿の頻度やレスポンスの速さ
Facebookでは、アカウント検索をすると、そのアカウントが投稿している記事や動画、いいね!している記事などを確認できます。
アカウントだけ作られていたとしても、投稿している記事や動画が無いと興味を持ってもらえなくなるだけでなく、相手に不信感を与えてしまいます。
また、配信している投稿が魅力的でも、投稿頻度が1年に1回というように期間が空いてしまうと、投稿した記事や動画が他のユーザーの目に留まりづらくなるため、印象に残りづらくなってしまいます。
毎日記事や動画を投稿するのが理想的ですが、投稿をしない期間が長くなり過ぎないようにしましょう。
さらに、ユーザー同士でDMをするためにMessengerを連携させているFacebookユーザーはたくさんいます。
SNSでは、記事や動画の投稿、情報収集ばかりに重きを置くことが多いですが、DMも重要な機能です。
特に同様にアカウントや投稿内容に興味を持ってくれたり取引があったりした方とのDMは、その後の関係性に繋がります。
そのため、DMでのやり取りはビジネスメール同様丁寧かつ素早いやり取りを心掛けましょう。
▼こちらの記事では、SNSやWebページを用いた集客のプロフェッショナルであるWeb集客コンサルタントの仕事内容についてしています。Facebookアカウントへのアクセス数を伸ばすことに繋がるノウハウも紹介されているので気になる方は、参考にしてみてください。
タグ付け
Facebookでは、キーワード検索だけでなく、ハッシュタグを用いて自分の調べたい事象を検索するユーザーが増えています。
そのため、ハッシュタグを用いることは、投稿した記事や動画を見てもらう機会を増やすことにもつながります。
相手に伝わりやすい文章や動画、画像だけでなく、ハッシュタグを用いましょう。
また、グループ機能では、同じ興味関心を持つユーザーを集めて情報交換できます。
集客のためにセミナーやイベントを開催している方は、フィードやWatch機能だけでなく、グループ機能を活用してみることもおすすめします。
ハッシュタグとは
特定の話題であることを示すために追記する目印
▼こちらの記事では、セミナーの重要性について解説しています。Facebook集客とセミナーでの集客を併用すると、さらなる顧客獲得に繋がるかもしれないので、気になる方は、参考にしてみてください。
Facebook集客未経験者に押さえておいてほしいテクニック
Facebook集客って対面での集客とは全く違いますよね?
たしかに直接やり取りできないなどの違いはあるけど、全く異なるものとは言いきれないよ。
ここからは、Facebook集客でも対面での集客でも使える心理テクニックを覚えながら、双方に精通することを解説するね。
近年様々なWebサイトや書籍で取り上げられている心理テクニック。
顧客とのやり取りが多い現場では、心理テクニックを使うことで、業績UPに繋がる可能性を秘めています。
心理テクニックには、Facebook集客でも活用できるものがあります。
今回は、そんなFacebook集客に使える心理テクニックを紹介します。
Facebook集客に使える心理テクニック【3選】
今回紹介する心理テクニックは、以下の3つです。
心理テクニック
- バンドワゴン効果
- ウィンザー効果
- リフレーミングの法則
バンドワゴン効果
世間の評判や流行などの多数がある選択肢を選択している現象が、人々の判断に大きな影響を及ぼす効果。
記事や動画を投稿するときは、世の中の流行に合わせると興味を持ってくれる人が増えるよ。
ウィンザー効果
相手から直性都聞くよりも間接的に聞いた情報を信頼する効果。
自分の意見を発信するときは他のユーザーの投稿やWeb記事などを引用すると、説得力が高まるよ。
リフレーミングの法則
同じ事象でも見方を変えることでとらえ方が変わる効果。
文章の書き方次第では、聞き手のとらえ方が変わるので気を付けよう!
▼こちらの記事では、集客の重要性について解説しています。本業ばかりを重視し、どうしても集客へのモチベーションを持てないという悩みを持っている方は、参考にしてみてください。
まとめ
今回は、「Facebookを活用した集客」について解説しました。
- Facebookは、2004年にMeta Platforms, Inc.がリリースしたサービス
- Facebookには、フィードやWatchなどの機能がある
- Facebookは、InstagramやMessengerなどのSNSと連携させられる
- Facebook集客では、プロフィールをわかりやすく丁寧に作成する
- Facebook集客では、投稿の頻度やレスポンスの速さを意識する
- Facebook集客では、タグ付けを忘れないようにする
- バンドワゴン効果とは、世間の評判や流行などが、人々の判断に大きな影響を及ぼす効果
- ウィンザー効果とは、相手から直性都聞くよりも間接的に聞いた情報を信頼する効果
- リフレーミングの法則とは、同じ事象でも見方を変えることでとらえ方が変わる効果
様々な機能が備わっているFacebook。
そのFacebookを有効活用し、更なる顧客獲得へ繋げましょう!
ご愛読いただきありがとうございました。