今やビジネスの中でWEB集客は欠かせない存在になりました。
しかし、その効果的な方法や戦略を知らずに取り組んでも、なかなか成果が出ずに苦しむことも少なくありません。
本記事では、WEB集客を効率化するセミナー『ウェビナー』をお勧めする理由、便利ツールなどを紹介します。
Table of Contents
WEB集客を効率化するセミナー『ウェビナー』とは?
ウェビナーとは、インターネット上で行うセミナーや講演会などのことを指します。ウェブとセミナーを組み合わせた言葉であり、オンラインセミナーともいいます。
ウェビナーは、ビジネスのマーケティング活動においても重要な役割を果たします。ウェビナーをお勧めする理由は、以下のメリットがあるからです。
ウェビナーのメリット
- ウェビナーで開催すると会場を用意する手間が省けるため、主催者にとってはコスト削減につながる。
- 多数の参加者に対して同時に情報を届けられるため情報伝達の効率化が期待できる。
- コロナ禍以降、安全に情報を提供する手段としてウェビナーの開催が増加傾向にある。
ウェビナーで成功するためには、ウェビナーのメリットの把握、適切なツールの選定やウェブページの作成など様々なポイントがあります。
セミナーの重要性については、以下の記事が参考になるのでご覧ください。
ウェビナー開催の準備
ウェビナーを開催する前には準備が必要です。具体的には以下の準備が挙げられます。
- 開催の目的やターゲット層を明確にする。
- ウェビナーの内容やテーマ、構成を考え、プレゼン資料やスライドを準備する。
- 講師や司会者の手配、配信環境を整備する。
- ウェビナー配信のプロモーションや広告宣伝、参加者への事前アナウンスやリマインドを準備する。
ウェビナーは参加者が十分な情報や助言を得られることが重要です。そのため、細心の注意を払って準備を行ってスムーズに開催できるようにしましょう。
ウェビナーツールの活用
ウェビナーを開催する主催者にとって、ウェビナーツールは手間やコストを削減するために欠かせないツールです。ウェビナーツールを適切に活用できれば、スタッフの手間が省けます。
特に自動化された機能を備えたMAツールは、ウェビナー配信や登録者管理などを自動で行うことができるので主催者の負担を軽減します。
また、ライブ配信したセミナーを録画配信することで参加者も後から視聴でき、主催者側のコストを削減できます。ウェビナーツールは主催者がウェビナーを成功に導くために必要不可欠なツールであるため、適切に活用することが重要です。
そこで、MAツールのウェビナー機能について解説します。
MAツールのウェビナー機能
MAツールはマーケティングオートメーション(=Marketing Automation)ツールの略であり、マーケティング活動を支援する優れたツールの一つです。MAツールのウェビナー機能は主催者にとって非常に便利なツールです。
ウェビナー実施の主要な機能だけでなく、ウェビナーへの参加履歴や職種や役職などの属性情報の管理も利用可能です。これは集客のパフォーマンスを向上させ、参加者へのフォローアップを容易にする非常に重要な機能です。
MAツールはウェビナー配信や広告もサポートしており、ウェビナーのターゲット層や成果を分析する際に役立ちます。MAツールの機能をうまく活用すれば、ウェビナーイベント成功へのベストプラクティスを見つけることもできます。
ウェビナー配信ツールやセミナー集客サイトの活用
ウェビナーの成功には適切なツールと集客方法が欠かせません。ここでは、ウェビナー配信に便利なZoomなどのツール紹介やセミナー集客に役立つサイトの活用方法を解説します。
ウェビナー配信ツール
ウェビナー配信ツールは、オンラインでのセミナー開催に必要不可欠なものです。配信には「リアルタイム配信」と「オンデマンド配信」の2つの形式があります。
リアルタイム配信
視聴者と主催者が同時間にウェビナーに参加するため、質問やコメントができるなどコミュニケーションを取りやすい利点があります。
オンデマンド配信
事前に録画された動画を配信するため主催者は動画編集に専念し、視聴者はいつでも好きな時に動画の視聴ができます。また、リアルタイムで行われたウェビナーを録画してオンデマンドとして配信することも可能です。
主要なツールにはZoomやWebex、Teamsなどがあります。これらのツールは参加者とスムーズにやり取りができ、画面共有や質疑応答機能を備えているので、より実践的なウェビナーを開催できます。
Zoomについては、以下の記事が参考になるのでご覧ください。
Webex
Webexは、アメリカ企業のCisco Webexが提供するWeb会議用ツールです。ウェビナーはWebex Webinerを利用します。世界中の企業で利用され、特にセキュリティ面で優れていることが特徴です。
ビジネスシーンでは使い勝手や接続の安定性などが重要視されるため、高品質かつ多機能なWebexは世界中でも最も使われているWeb会議システムの一つとなっています。
セミナー集客サイト
セミナー集客サイトを利用すれば、セミナーの告知や集客が容易になります。セミナーに参加意欲の高い人が閲覧するので、ウェビナー告知をするだけで一気に広がり、多くの参加者を獲得できます。主要なサイトには、Doorkeeper、Peatixなどがあります。
Doorkeeper
Doorkeeperは、主催者をサポートするイベント運営ウェブサービスです。イベント運営の業務効率化をはじめ、コミュニティの育成・管理までサポートしているので、主催者にとって心強いパートナーとなっています。
Doorkeeperは、セミナーやイベントの開催、集客、集金なども簡単にまとめて行うことができます。サポート面でも開催前から開催後まで手厚いサポートが提供されます。参加者のあらゆる行動をデータで可視化でき、運営や管理も充実しています。
Peatix
Peatixは、イベントの開催や集客に使えるウェブサイトです。オンラインイベントに限らず、会場開催イベントにも使用でき、有料イベントと無料イベントの両方に対応しています。
ユーザーのイベント参加履歴をもとにターゲティングをすることで、効果的にイベントの集客を行うことができます。また、イベント告知は自身のホームページやブログなどにチケットの申込窓口を設置することで簡単にできます。
Peatixにはチケット販売状況やイベント告知ページのページビューなどの分析機能があり、イベント主催者にとって非常に便利なツールとなっています。さらに、日本語や英語に対応しているので海外に向けた配信も可能です。
イベントを開催する際はPeatixのユーザー登録が必要ですが、その後は簡単にイベント管理や集客が行えるため、多くのイベント主催者から支持されています。
バナー広告を活用したウェビナー告知方法
ウェビナー告知の方法としてはバナー広告も有効です。
オンラインの広告媒体に掲載すれば、より多くの人の目にとまります。
しかし、広告費がかかるため、中小企業などの予算に制限のある企業は費用対効果が合うか慎重に判断しなければなりません。
広告を出稿する前に、ターゲット層や出稿媒体を選定し、効果的な広告を制作することが重要です。また、バナーサイズやデザインの工夫などクリック率を上げるためのポイントもあります。
ウェビナーの内容や魅力をアピールして参加者獲得につなげましょう。SNSでも効果的に告知できるので広告と併せて宣伝すると、より一層集客効果を高められるでしょう。
ウェビナー告知におすすめのポータルサイト
ウェビナー告知におすすめのポータルサイトは、セミナーポータルサイトです。
セミナー集客サイトと同様にセミナーに参加意欲の高い人が閲覧するので、ウェビナー告知をするだけで一気に広がり、多くの参加者を獲得できます。
セミナーポータルサイトには、無料サイトと有料サイトがあります。
無料サイト
セミナーズ、セミナー情報.com、Peatixなど
有料サイト
ビジネスセミナーガイド、ビジネスクラス・セミナー、セミナーBiZなど
セミナーポータルサイトを活用すれば、主催者は効率的に集客やフォローアップができます。特に多数のウェビナーを計画されている場合は、一元管理するためのMAツールも必要です。
バナー広告などの告知や魅力的なWebページの作成など多数人の関心を引くような工夫をすれば、集客効果をより高めることができます。
コロナ禍以降のウェビナー開催は増加傾向にあります。こういう時期だからこそセミナー集客のノウハウを学び、効率的なウェビナーの開催方法を模索することが重要です。
参考として、セミナーズとビジネスセミナーガイドの概要を紹介します。
セミナーズ
セミナーズは、日本最大級のビジネスセミナー検索ポータルサイトです。ラーニングエッジ株式会社が運営しており、ビジネスパーソンや経営者をはじめとする勉強意欲を持ったユーザーに支持されています。
セミナーズは、無料参加が可能なセミナーからマーケティングや経営について学べるセミナーまで様々な情報を提供しています。
ビジネスセミナーガイド
ビジネスセミナーガイドは、カテゴリー別に講演、シンポジウム、セミナー、研修、スクールなどの情報を検索できる日本最大のセミナー検索ポータルサイトです。
経営者やビジネスマンがスキルアップやキャリアアップを目指すためのプログラムが多彩に提供されており、階層別や分野別に最新の人材教育テーマや企業のニーズ・トレンドを反映したセミナーも充実しています。
ビジネスに特化したセミナーポータルサイトとして、所属する企業や個人の情報共有、専門的な知識の習得に利用されています。
コロナ禍以降におけるウェビナー開催の増加について
コロナ禍以降、対面でのイベント開催が制限されたことから、企業の間でウェビナー開催が急増しています。ウェビナーはオンラインで手軽に参加可能であり、会場セミナーと比べ集客率が高いことが魅力的です。
また、フォローアップをしやすく参加者の興味関心を把握できるため、効果的なマーケティング手法としても注目を集めています。今後もコロナ禍の影響が続くため、企業はウェビナーを積極的に活用して顧客との接点を持ち続ける必要があります。
そのためにも、ウェビナー運営に必要な知識や技術を身に付けて効果的な開催を目指すことが重要です。
まとめ
以上、WEB集客を効率化するセミナー『ウェビナー』について紹介しました。
- WEB集客を効率化するセミナー『ウェビナー』とは?
- ウェビナー開催の準備
- 便利ツール・WEBサイトの活用
- バナー広告を活用したウェビナー告知方法
コンサルタントにとってウェビナーは非常に強力な集客方法です。なぜなら、ウェビナーを活用すればコスト削減できる上に効率的に集客できるからです。便利ツール・WEBサイトをうまく使えば、さらに効率的に集客できます。
ぜひ参考にしていただき、ウェビナーを積極的に活用していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。