「独立のデメリットについて知りたいなあ。よく起業はリスクが高いと聞くし。なるべくリスクを抑えて独立したいけど。」
独立に興味があっても、リスクを考えるといろいろ不安も出てきますよね。
そこで、今回この記事では、独立のデメリット、低リスクな起業でまず行動、自分だけの力で稼ぐ、について解説します。
この記事が独立への後押しになれば幸いです。ぜひ参考にしてください。
Table of Contents
独立のデメリット3つ
独立のデメリットは以下の通りです。
独立デメリット
- 福利厚生がない
- 収入が不安定
- 全ての責任を自分で負う
上記デメリットは、独立している人ほぼ全員感じることですね。
以下でそれぞれ解説していきます。
福利厚生がない
福利厚生がないのは大きなデメリットです。独立ですので、当然と言えば当然ですが。反対に会社員にとっては大きなメリットですね。
改めて福利厚生とは?
簡単に言えば【給料以外に提供されるお得なサービス】のことです。
法律で定められているのは、健康保険・介護保険・雇用保険・労災保険・厚生年金保険
その他企業が独自に定めている福利厚生(社員食堂・家族手当・住宅手当など)
独立すると上記の福利厚生は受けられませんが、だからこそ会社の言いなりになる必要もなく、自由度が高いとも言えます。
たしかにいろいろな手当は羨ましいですけどね。
収入が不安定
こちらもあるあるですが、独立のデメリットと言えます。会社員のように毎月の給料がいただけるわけではありません。
独立すると固定給の有り難さはやはり強く感じますね。
しかし、こちらも考え方によってはメリットです。固定給は文字取り固定ですが、独立の場合は稼げば稼ぐほど収入が増えます。つまり自分の頑張り次第ということですね。
全ての責任を自分で負う
独立すれば、何かあっても今までのように会社が守ってくれることはありません。
失敗・損害はダイレクトに自分に返ってきます。これは独立の宿命ですね。
例えば、顧客に何かの損害を与えてしまえば、その損害分を請求される可能性もあります。業種規模によっては数十万、数百万になることも。
補足
フリーランス向けの損害保険もあります。例えばFREENANCE(フリーナンス)・フリーランス協会など。
しかし、先程もお伝えしましたが、リスクを負っているからこそ、会社員にはない大きな利益・自由を得られるとも言えます。
そして、責任を負うからこそ人として成長できます。考え方によってはメリットとも言えますね。
独立デメリットまとめ
- 福利厚生がない→大きなデメリットだが、福利厚生という手厚いサービスがないからこそ独立は自由度が高い
- 収入が不安定→会社員のように固定給はないのはデメリットだが、その分独立は稼げば稼ぐほど収入が増える(つまり自分の頑張り次第)
- 全ての責任を自分で負う→失敗・損害があれば全て自分に返ってくるが、責任は全て自分にあるという自責思考でこそ成長できる
ここまで独立のデメリットについて解説しました。考え方によってはメリットに変換もできます。
楽観的過ぎるのも危険ですが、なるべくポジティブ思考でいたいですね。
ただ、いきなり会社を辞めて独立もなかなかリスクが高いものです。
ですので、本業は続けながら、まずは【週末起業】という形で実際に行動してみてください。
週末起業で行動しよう!
まずは週末起業から挑戦するのが低リスクでおすすめです。
週末起業とは?
週末起業とは、文字通り休日や本業が終業したあとに、空いた時間で起業行動することです。(本業以外に自分の力で稼ぐ)
書籍「週末起業」(著者:藤井孝一)から広まったと言われています。
週末起業をおすすめする理由は以下の通りです。
週末起業おすすめ理由
- 本業の収入があるので、生活費は確保した状態で起業できる
- ネット環境があれば、隙間時間でビジネス展開できる
- 安全な状態から自分の力で稼ぐための経験を積める
- 趣味・興味のある分野でビジネスが可能
- 専門スキルを活かすことができる
もちろん本業以外の時間を使って仕事しますので、娯楽時間はかなり減ります。
本業以外でさらに仕事するのは大変。無理のない範囲で継続することが大事です。
本業以外で起業しよう・稼ごうと行動するだけでもすごいことですよね。
週末起業の稼ぎ方・経験の積み方
具体的には以下のとおりです。ご参考に。
週末起業の方法【参考】
- ユーチューバー→広告収入
- サイト運営→広告収入・オリジナル製作商品・IT書籍の販売など
- ネットショップ運営→仕入れ商品・オリジナル製作商品など販売
- フリーランス業(ライター、プログラマー、動画撮影、デザイナー)→専門スキルで稼ぐ
- コンサルタント業(セミナー・講師)→専門性を活かして教えることで稼ぐ
基本的にネットを使った起業がメインになります。なぜなら初期費用も低いですし、空いた時間で仕事をするのに効率が良いです。
コンサルタント業は実際に場所を借りてという流れになりますが、下記で解説する【クラウドソーシング】というネット上の仕事受注もあります。
クラウドソーシングは実績・経験積みにおすすめ
今はフリーランスでもわりと簡単に仕事を受注できる、クラウドソーシングサイトというものがあります。
最初の実績作り・経験値の積み上げとしておすすめです。※案件によっては初心者でも仕事獲得は可能
クラウドソーシングとは?
ネット上で、仕事を発注したい企業が、不特定多数の受注者(フリーランス)に仕事を依頼する仕組み。単価は高くないが、仕事はわりと簡単に受注できる。
クラウドソーシングサイトとして以下が大手で有名です。案件数も豊富です。
単価は高くないのでいきなり大きく稼ぐことは難しいです。しかし、自分の力で稼ぐという経験・実績を積めます。
仕事の受注も難しくないので経験値アップとしておすすめですね。
以上、「まずは週末起業で実際に行動してみる」という内容で解説しました。
週末起業おすすめ理由
- 本業の収入があるので、生活費は確保した状態で起業できる
- ネット環境があれば、隙間時間でビジネス展開できる
- 安全な状態から自分の力で稼ぐための経験を積める
- 趣味・興味のある分野でビジネスが可能
- 専門スキルを活かすことができる
週末起業の方法【参考】
- ユーチューバー→広告収入
- サイト運営→広告収入・オリジナル製作商品・IT書籍の販売など
- ネットショップ運営→仕入れ商品・オリジナル製作商品など販売
- フリーランス業(ライター、プログラマー、動画撮影、デザイナー)→専門スキルで稼ぐ
- コンサルタント業(セミナー・講師)→専門性を活かして教えることで稼ぐ
さらに以下、【補足情報:自分の強みの掘り起こし】について。
週末起業でプチ独立、もしくは完全に独立していく上で、【自分の強み】を明確にすることは重要です。参考に一読ください。
自分の中にあるお宝【強み】を掘り出す
結論から言いますと、【自分の人生の棚卸し】が強みを掘り起こします。強みはこれまでの人生経験の積み重ねだからです。
人生の棚卸し
- 好きな事
- 得意な事
- すごいと言われること
- 過去に学んできたこと
- お金を使ってきたこと
- お金を稼いできたこと
- たくさん持っている(本や道具など
上記の各項目を自分の人生に合わせて書き出してみることがおすすめ。共通点が出てくれば、それが自分の強みとなります。
そして、掘り起こした強みを活かしてビジネス展開していきます。ぜひ自分の強みを分析してみてください。
人生の棚卸しについて、以下の記事でもさらに詳しく解説しています。
※コンサルタント向けの内容ですが、【自分の強みを掘り起こす】ことについての参考にもなります。ぜひ一読ください。
【強みの堀り起こし】参考記事
ここまで、【まずは週末起業で実際に行動】・【補足:自分の人生の棚卸しをして強みを明確にする】、という内容をお伝えしてきました。
そして、もう一つ大事な考え方として、【まずは自分だけの力で稼ぐ】があります。以下で解説しています。
まずは自分だけの力で稼ぐ
まずは自分だけの力でお客様に価値提供して、実際に稼いでみることが重要です。つまり0から1を達成するということです。
独立は、自分で選択して切り開いていかなければいけません。0から1を自分の力で達成すれば、「俺だってやればできるんだ」という自信になり、継続もしやすくなります。
クラウドソーシングで仕事を受けてみる
先ほど週末起業の稼ぎ方でもお伝えしましたが、クラウドソーシングで実際に仕事を受注してみるのはおすすめです。
クラウドソーシングであれば、仕事をきちんと納品できれば報酬がもらえます。成果が出るのも早いです。
上記が大手有名サイトで、たくさんのお仕事が掲載されています。仕事内容としては以下のようなもの。
クラウドソーシングお仕事
- ライター
- 動画編集
- プログラミング
- イラスト・デザイン
- 翻訳
- コンサル、などなど
お基本的にはオンライン上での仕事受注・納品になりますで、本業以外の仕事としておすすめです。
単価は安い
クラウドソーシングは個人での仕事受注におすすめなサービスですが、単価は安め。最初は実績・経験の積み上げ利用という認識でいたほうが挑戦しやすいです。
※実績を上げれば交渉次第で単価を上げることは可能。ただし大きく稼ぐのは難しい。
稼げる有料情報には注意
ネット上には、たくさんの【稼げます】情報(有料)が存在します。
- セミナー・講座
- 有料情報マニュアル
- 稼げますコンサル、などなど
こういった情報にいきなり大事なお金を出すのはおすすめしません。基本的に「こうすれば簡単に稼げる」「この方法でやれば儲かる」というものは存在しないです。
※確実に儲かる方法が本当にあれば、人には教えず、自分でこっそりやります。
もちろん、全部が詐欺とは言いませんが、最初から購入する必要はありません。
また、こういった情報に手を出すと、どうしても言われた通りに、という思考になりがちです。
教わることも大事ですが、結局は自分の頭で考え、実践、そして改善をすることが重要です。「稼がせてください」という思考は、それこそ詐欺師を近づけさせますのでご注意を。
自分の力で稼ぎ、その資金で投資はあり
自分の力で稼いで、その資金を元に、投資として必要な講座などで勉強することは有益です。
すでに自分の力で0から1を達成していますので、次に自分に必要なこと・身に付けることがより明確になります。
上記の流れで、稼ぐ→投資→さらに稼ぐ→投資という感じでステップアップしていくのが良いですね。
まとめ
ここまで、独立のデメリット3つ・週末起業でまず行動・まずは自分だけの力で稼ぐ(0→1達成)という流れで解説してきました。
独立デメリット3つ
- 福利厚生がない→大きなデメリットだが、福利厚生という手厚いサービスがないからこそ独立は自由度が高い
- 収入が不安定→会社員のように固定給はないのはデメリットだが、その分独立は稼げば稼ぐほど収入が増える(つまり自分の頑張り次第)
- 全ての責任を自分で負う→失敗・損害があれば全て自分に返ってくるが、責任は全て自分にあるという自責思考でこそ成長できる
- まずは週末起業から挑戦するのが低リスクでおすすめ(まずは行動しよう!)
- クラウドソーシングは、実績・経験を積むのにおすすめ
- 自分の人生を棚卸しして、強みを明確にする
- まずは自分だけの力で稼いでみる(0→1を達成する)
- 「こうすれば簡単に稼げる」「この方法でやれば儲かる」というものは存在しない
- 教わることも大事ですが、結局は自分の頭で考え、実践、そして改善をすることが重要
- 自分の力で稼いで、その資金を元に、投資として必要な講座などで勉強することは有益
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。