「自社の商品をWeb上で販売したい」「自身の経験や知識を使ってビジネスがしたい」「レバレッジの効いたビジネスを構築したい」「集客効果の見込めるビジネスモデルにしたい」
これらの希望に適しているのがWebを利用したコンテンツビジネスです。今回はWebを使ったコンテンツビジネスの成功例を取り上げながら、メリットや具体的な手法とコンテンツビジネスの現状・将来性についてお伝えします。
この記事を読むことでそれぞれのビジネスモデルが成功している理由は何なのかを理解できれば、今後ご自身がコンテンツビジネスを始める際にどのような形態でビジネスを展開していくかの具体的なイメージを作れるようになります。
Table of Contents
コンテンツビジネスの成功例
コンテンツビジネスと一言で言っても、その形態は多岐に渡ります。まずはコンテンツビジネスがどんなものかをイメージしやすいように、既に弊社が実施しているコンテンツビジネスの成功例をお伝えします。
成功例を知れたら自分のビジネスの形もイメージしやすそうですね♪
闇雲に始めるよりも成功例を真似した方が上手くいく確率も高いよね!
ECサイト
1つ目は今まさにご覧頂いているこのサイトです。実際にサイト全体をご覧ください。→コンサルタントのための法人顧客獲得法
こちらは弊社の経験と知識から産まれた【コンサルタントの為の法人顧客獲得法】というコンサルタント宛のコンテンツを記事等にして展開しているサイトです。
勿論記事そのものもコンテンツとして非常に有用なものですが、セミナーやYouTubeへのリンクを展開することでそちらへの誘導も出来ていますし、そこからお問い合わせを頂き契約に進む場合もあります。
2つ目はこちらのサイトです。→株式会社エリアワン
こちらは企業宛に弊社のコンサルを紹介するサイトとなっています。
こちらも1つ目同様にブログという形でコンテンツを展開しているとともに、セミナー・YouTubeへ誘導しており集客に繋げられます。
このように、コンテンツビジネスはBtoBとBtoCのどちらでも同様の手法で展開できる為、手法さえ理解していれば様々なコンテンツで実施が可能です。
YouTube
Youtubeではコンサル関係の動画やセミナーの様子、お客様の声を動画コンテンツとして公開しています。
まだまだコンテンツ(動画数)を増やしている段階ですので完成形とは言えませんが、既にYoutubeからお問い合わせを頂きクライアントとなって頂いているお客様も居ますので結果には繋がっています。
コンテンツが増えれば増えるほどこのようなお客様は増えていきますので、コンテンツビジネスの一つの成功例と言えるでしょう。
弊社が配信しているのは YouTubeのみですが、他にもTikTokやInstagramなどで配信することも同様の効果を得られる可能性があります。
これらは基本的には無料のコンテンツですが、それを使ってクライアントを発掘したり、セミナーに誘導したり、有料のコンテンツを販売したりすることに繋げれば結果的に大きな収益を生み出します。
その他のコンテンツビジネス事例
弊社が現在実施しているのはこれら3点のみですが、その他にもコンテンツビジネスは多数存在しますのでここからは他のコンテンツビジネスを簡単に紹介します。
音声配信
voicy等の音声配信サービスで成功しているビジネス配信者の方は多数います。
メリット
- 動画のように画面を見る必要がないので移動中などに手軽で聴ける
- 動画撮影よりも録音は手軽で編集もあまり必要ない
SNS
スマホのSNSアプリで公式アカウントを運用している企業や個人事業主が多数いるのはご存知かと思います。
メリット
アカウントを大きく出来れば、そこから外部ツールを使って自動化する等して更に手軽で効果的な販促・集客に繋げられる
メルマガ
SNSの流行以前から集客用ツールとして利用されていたメルマガもまだまだ効果は高いと言えます。
メリット
- ブログ等のように公開して誰かが見てくれるのを待つスタイルと違って、こちらから個々の顧客へダイレクトに発信できる
- 「登録している方限定のここだけの情報」等の特別感を持たせることでメールアドレス登録のハードルを下げたり、他のツールとの差別化が可能
オンラインサロン
大物芸能人等の参入で、今やほとんどの人が聞いたことがあるオンラインサロンは会員に向けた限定のコンテンツを発信し会費で収益を得るビジネスです。
メリット
- 一方的なコンテンツ配信のみではなく、オーナーが用意すれば参加者同士や参加者とオーナーでコミュニケーションを取れる
- 参加者の中から新たなビジネスチャンスやビジネスパートナーを発掘できる
漫画・音楽・映画等の娯楽作品
当サイトの内容とはあまり関連性はありませんが、漫画・音楽・映画等の娯楽作品もコンテンツビジネスの一例です。
後述する「コンテンツビジネスとWeb」についてのお話の際にイメージがしやすいと思いますので紹介しておきます。
アプリ
今やほぼ全ての人が手にしていると言っても良いスマートフォンには数多くのアプリが存在していますが、それらもコンテンツビジネスの一つと言えます。
ゲームアプリ・管理系アプリ・便利ツールアプリ等、ニーズのあるアプリを開発して販売したり課金システムを導入すれば直接収益を得られますし、そこからアフィリエイトで収益を得ることも可能です。
これらも前項の漫画等と同様、「コンテンツビジネスとWeb」のお話で参考になるかと思いますし、もし「コンサルタントの為のアプリ」を作れればダイレクトにビジネスとして成功する可能性もあります。
コンテンツビジネスのメリット
冒頭でお伝えした通り、コンテンツビジネスには様々な効果が期待できます。ここではそのメリットである下記の内容について解説していきます。
コンテンツビジネスのメリット
- 誰もがすぐスタートできる
- 残せる
- 使い回せる
- 集客できる
- Webを活用できる
誰もがすぐスタートできる
今やWeb上には沢山の情報が溢れています。この情報社会の中では、あなたの持っている知識やスキルが「誰かの求めている情報」に必ずなります。
それらをWebに掲載すれば、それがそのままビジネスになる可能性があるのです。
例えば「趣味に没頭する自分の動画」がそのまま同じ趣味の人の需要を満たしてビジネスとして成り立ったり、このサイトのように「仕事で得たスキルを紹介する」こともビジネスになり、更には集客にも繋がります。
何かを作るということだけではなく、ただ自分の中にあるものをアウトプットするだけでも、それはコンテンツビジネスなのです。
YouTuberと言われている人達の多くが趣味の延長やビジネススキルをコンテンツ化しているみたい!
コンテンツビジネスにはチャンスが沢山転がっているね!
残せる
コンテンツは一度作成してしまえばずっと残り続けるので、良いものを作ればビジネスの種として活かし続けることが可能です。
セミナー等は単体で完結してしまいますが、動画やブログ等は何度も視聴・購読され、それがそのまま収益や集客というビジネス効果を生み出し続けます。
また、現在ではそれらのコンテンツをWeb上で販売するプラットフォーム(noteやBrain等)や、月額制でコンテンツを閲覧できるオンラインサロンなどもあり、よりマネタイズしやすい方向へとシフトしています。
但し逆を言えば、Web上にはそれだけ数多くのコンテンツが産まれ残り続けているということですので、その中から選ばれるような優良コンテンツを産み出すことが必要となります。
自身の強みをしっかりと売り出す為にどのようなコンテンツを選ぶのか、それをより多くの方に届ける為にはどのような手法が良いのか等を事前に考え準備しておくと良いでしょう。
使い回せる
コンテンツビジネスの最大の特徴と言っても良いのが「使い回せる」点です。
ブログに書いた内容を動画で公開する、動画で話した内容をテキストにして販売する、テキストをリライトしてECサイトで公開する等、同様の内容でも別のプラットフォームを使えば一つの内容で複数のコンテンツを産めます。
サイト記事、動画サイト、SNSユーザー層はあまり重複していない為、一つのコンテンツでより多くのユーザーへ情報を届けられ、それだけクライアント候補を作れます。
また、そのコンテンツの一部を抜粋して短く再編集するなどしてSNSに投稿することもメインのプラットフォームへの導線として有効な手段となります。
集客できる
既に何度も述べていますが、コンテンツビジネスはそのままで非常に高い集客効果を生み出せます。
コンテンツビジネスでの集客方法は下記の記事に詳しく載っていますので是非一度ご覧ください。
Webを活用できる
コンテンツビジネスはWebでコストを少なく全てを完結可能で、レバレッジも非常に効きやすいビジネスです。
低コスト・少作業量で大きな成果を得られる可能性が高く、しかもそれを複数のプラットフォームに簡単に展開が可能なのがWebコンテンツの特徴であり、コンテンツビジネスをすべき最大の理由です。
ここからはそのコンテンツビジネスとWebについて詳しく解説していきます。
コンテンツビジネスとWeb
コンテンツビジネスとは本来「自身の著作物や製品を販売すること」なので、元々はフィジカル(有形)なものを販売することを指していました。
Web技術が進歩したおかげでフィジカルコンテンツの販売は簡易化され、そして現在ではコンテンツそのものがデジタル化され、テキスト、画像、音楽、映像等あらゆるコンテンツがデジタルの世界で販売されるようになりました。
今やコンテンツビジネスとWebは切っても切れない関係性を持っていると言えます。
コンテンツビジネスの現在と未来
Webを利用することでフィジカルな商品だけでなくデジタルな商品の流通が起こり、現在もその市場は大きくなり続けていることは今の時代に生きていれば実際に感じていることでしょう。
今後もこの流れは変わらず、デジタル市場はどんどん大きくなっていくと思われます。
下記の画像は経産省による世界におけるコンテンツのデジタル市場・フィジカル市場の推移調査結果です。(引用元:コンテンツの世界市場・日本市場の概観)
これを見ると解る通り、フィジカルコンテンツはほとんど横ばいに推移していますが、デジタルコンテンツは右肩上がりとなっているのが解ります。
例えば、CDで聴くのが当たり前だった音楽は現代では配信限定での販売すら珍しくなくなりました。
映画等の映像作品もDVDやブルーレイといったフィジカルコンテンツはまだ残っていますが、サブスクなどで楽しむのが当たり前の時代となり、今やそちらの方が一般的にすらなってきています。
フィジカルコンテンツが全体的に右肩下がりになるのはまだ先だとは思いますが、近い将来デジタルコンテンツがフィジカルコンテンツに追いつき、やがて追い越すことになるでしょう。
この市場でビジネスを展開することで沢山のメリットを得られるのは一目瞭然ですね!
そう考えると今すぐやらなきゃと思うね!
経産省ではこの他にもコンテンツビジネス市場についての様々な内容を調査していますので、興味がある方は一度下記リンクを覗いてみてください。
Webコンテンツならではの成功方法
フィジカルコンテンツは売ることがそのまま目的となることがほとんどですが、Web上のデジタルコンテンツはそれだけではありません。
別の商品を販売するまでの商品の宣伝の役割を担ったり、純粋に自社の認知度を高める為に運用することで大きな成果を上げる場合があります。
面白い系発信で認知度UP
いわゆるバズりと言われる現象を狙い、元々の自社業態とは関係なさそうな配信を行なって注目度を集める手法です。
例えば、工業などの物作り系の業者が商品とは全く関係ないアニメの道具を作ってそのジャンル好きから認知されたり、ミュージシャンが意味不明な内容のプロモーションビデオを公開して検索率を急上昇させた等の事例があります。
このように一見価値の無い様に見えるが大きな成果を生む可能性があるのもWebコンテンツの特徴です。
ECサイトの多様化
元々は通販サイトとして運用していた物を商品のレビューやブログなどの記事を合わせて掲載するなどして、サイトに独自の空間を作ることでファンを獲得し売上アップに繋げることで成功した例もあります。
合わせてSNSやYouTube等の動画も使うことでより効果的にファンを得ることもできます。
確かに気になるSNSやYouTubeで気になるものがあるとそれについて検索しちゃう!
ユーザーの立場に考えてコンテンツを構築するとより効果が生まれそうだね!
まとめ
今回は下記の3点を詳しく解説しました。
- コンテンツビジネスの成功例
- コンテンツビジネスのメリット
- コンテンツビジネスとWeb
コンテンツビジネスを展開することのメリットと可能性はご理解いただけましたでしょうか。
誰でも簡単にスタートできるデジタルコンテンツビジネスは今後確実に伸びていきますので、この記事をお読み頂いたら出来ることからすぐに始めることをお勧めします。
まずは成功しているビジネスモデルを真似して、そこから自身の色を出してファンを獲得することで効率的に伸ばすこともできます。
是非今回ご紹介した内容を参考にしてコンテンツビジネスにチャレンジしてください。