近年、2018年に副業に関しての法改正が行われ、副業が解禁されたことで多くのメディアが取り上げるようになりました。
それに伴い多くの方が副業に興味を持ち、様々な副業が生まれ日本の雇用形態が変化しつつあるのが現状です。
この変化に柔軟に適応する事が出来るか否かで豊かな老後を迎えられるかが決まるといっても過言ではないでしょう。
今回はサラリーマンの副業、コンサルタントなどの「顧問契約」について紹介と解説をしていきたいと思います。
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サラリーマンの副業で顧問契約はアリ
多くの副業に取り組む方々がいるなかで一つの副業として注目されつつある顧問業。
そんな顧問業は、過去には偉い役員が退職したあとに就くもので名誉職の様なものというイメージがあり、多くの人には関係なく何をしているのかわからない仕事でした。
そんな顧問業は時代の流れで変化していき、今ではもう少し身近なものになりつつあります。
起業する際の問題や多くの企業が抱える問題はより専門性を問われる様になり、そういったニーズに答える形で問題解決を専門性のある人と顧問契約を交わし、顧問に求めるケースが増えてきました。
サラリーマンであろうがなかろうが、経験や知識があるなら、顧問契約の需要があります。コンサルティング等を通して、企業経営に役立ち報酬を得ることが可能です。
顧問契約がお勧めな人
前に述べたようにニーズの増えつつある顧問業ですが、実際どの様な人が向いているのでしょうか?
ひとつはある一定の業界で専門的な知識を身につけた方が向いていると言えます。
こうした経験を求められる場合、年配の方を求めていると思われがちですが、30代でも十分なキャリアを積んでいる場合はその限りではありません。
まだ若い方でも十分に活躍の可能性があるのが顧問業でもあります。
また顧問をする上で大切なのは、自分のスキルを正確に把握することです。
普段の仕事とは求められる物が違うため、自分が何ができて何が出来ないのか、その企業にもたらす事ができる事とその市場価値等を理解できている方は向いていると言えます。
▼ 後々の起業も考えている場合は、こちらの記事もご覧ください。
メリットとデメリット
前に述べたように専門知識を求められる顧問業ですが、顧問契約についてどの様なメリットとデメリットがあるのかをみていきましょう。
メリット
報酬
月2日出勤で10万円の場合もあるなど、一般のサラリーマンとは一線を画すものになっています。実力次第で報酬はかなり上下します。
また、複数契約する事で更なる収入を得られる可能性もあります。
人脈
顧問業は会社の相談を受ける立場なので他業種の様々な人と出会う機会があります。
そういった人脈を築くことが出来るのも顧問業のひとつの魅力でもあります。
経験
多様化した現代の起業の問題は様々です。専門知識を擁していても、今まで経験した事の無い出来事が起こる可能性があります。
そうした未知との出会いは新たな刺激となり、ノウハウを得られて今後の更なるキャリアアップに繋がるかもしれません。
デメリット
税金関係
これは顧問業だけではなく副業全てに言えることでもありますが、年間の所得が20万円を超えると確定申告の必要があります。この為、税金関係を税理士に頼む方も居ます。
競合トラブル
本業と業種の近い企業で顧問をする場合、知識が豊富で活躍できる可能性が増える反面、競合企業である可能性もあります。
多くの企業は社員に対して守秘義務を課しているケースが殆どなので、万が一トラブルになった場合は個人間での解決が難しい可能性が出てきます。
まとめ
ここまでサラリーマンとして副業にする中で顧問業という選択肢を紹介してきましたが、如何だったでしょうか?
- サラリーマンが副業で顧問業をすることは可能
- 顧問業は、報酬や人脈面でメリットがある
- 競合企業で顧問をするとトラブルになる
様々な企業が募集をしており、専門知識やノウハウなどがあれば年齢関係なく始めることが出来るのが魅力だと思います。
貴方の持つ知識や経験を活かし、更なるキャリアアップにも繋がるかも知れない顧問というお仕事を是非一度検討してみてください。