会社員から独立!成功に向けた準備9選!【給与がある内から備える】

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会社員から独立するときに準備しておいたほうが良いことってなんだろう?」

「独立したい!」と思っても、実際どうすれば良いのか、準備することは何なのか、経験がないとわからないですよね。

菅原

この記事では、会社員から独立するときに準備すること9選をお伝えします。

他にも、独立後の仕事獲得方法、長期契約のポイントなど解説していきますね。

美鈴

簡単にお読みいただけますので、ぜひ一読ください。

会社員から独立!準備すること9選

「会社員から独立する!」、その前に準備すべきことは以下の通りです。良い独立スタートを切るための参考にしてください。

独立準備9選

  • 独立に備え自分の棚卸し
  • 事業計画の準備
  • 独立後の収支を意識する
  • 家族の理解を得る
  • 独立後も元勤務先と良い関係を保つ
  • 会社員の内に収益の仕組みを作る
  • 独立前に週末起業で経験を積む
  • 会社員の内からスキルアップに取り組む
  • 独立後の資金繰り計画を立てる

上記の各準備は、会社員の安定給料がある内に進めることが重要です。いきなり会社員を辞めて収入がゼロでは、準備に力を注ぐことも難しくなります。

菅原

各準備について、以下で詳しく解説していきます。

独立前に自分の棚卸し

自分の棚卸とは、これまでの出来事を振り返り、自身と向き合うことです。

  • 自分の得意なこと・好きなこと・嫌いなこと・強み・弱み
  • 今までの経験・価値観
  • 嬉しかったこと・苦しかったこと
  • 独立して本当に実現したいこと

以上ような自分確認をすることで、独立の方向性(自分が本当に実現したいこと)が明確になります。

実際に書き出す

考えるだけより、実際に書き出すことで、情報がより整理されます。

「書くことで脳にいい影響を与え、心の整理もできるようになる」脳生理学者【有田秀穂】さんの言葉より。

自分を見つめ直すことで新たな気づき・発見が得られるかもしれないですよね。

美鈴
菅原

独立は自分の理念が大事になりますので、棚卸しは大事ですね。

事業計画の準備

事業計画を準備することで、独立イメージがより明確になります。準備として考えることは以下のような項目です。

事業計画準備

  • ビジョン・経営理念→「このような事業で世の中に価値提供したい」という情熱・志し
  • 事業内容→誰に・どんな商品を提供するのか、事業把握
  • 自分の提供するサービス・商品の強み→他社との違い・独自の強み(売り)
  • 競合→ライバルのチェック(商品・特徴など)・市場の確認(最新情報・市場全体の動きなど)
  • マーケティング→顧客ニーズを調べる・どのように自分の商品メリットを伝えるか戦略を立てる
  • 売上→明確な数値目標を考える
  • 資金調達→どのくらいの融資を受けるのか?返済できるくらいの自己資金はあるか?

なぜ事業計画は必要?

理由としては以下の3つが挙げられます。

  • 計画として書き出すことで、事業内容をより明確にする(頭の中だけではまとまらない)
  • 明確な事業計画があることで、必要な支援を得やすくなる
  • 軌道修正するため 事業の立ち上げ後に発生する課題の分析・修正に活用

計画のない行動は、設計図を作らずにいきなり家を作るようなものかと。

美鈴
菅原

目安となる計画がないと、知らず知らずの内に、方向性がズレてしまいます。

事前に計画を立てることは重要ですね。

独立後の収支を意識する

独立と会社員では収支の考え方が異なります。独立後の考え方は以下の通りです。

独立後の収支関連

  • 自分で仕事を獲得しなければ収入はゼロ
  • 国民年金(厚生年金よりもらえる金額も下がる)
  • 国民健康保険(会社員のような社会保障制度なし)
  • 仕事経費は自分負担
  • 個人請負の場合、休めば収入が下がる
  • ボーナス・残業代なし
  • 経理の把握・作業
  • 所得税の支払い
  • 青色申告・白色申告による所得税の増減
  • 投資(設備・道具・自己)

特に税金関連は重要です。節税対策など知っているか、知らないかで負担も変わってきます。

税金関連は難しいです。でも補助金、助成金などお得な制度は上手く活用したいですね。

美鈴
菅原

青色申告も65万円控除がありますよね。節税対策は勉強して損はないです。

家族の理解を得る

家庭がある場合、家族の理解も重要です。反対されながらの独立は、精神的にも負担になり、仕事に悪い影響が出る可能性もあります。

  • 本気の熱意
  • 独立後のビジョン
  • 収入について
  • 独立後の生活について

といった内容を伝えて、理解してもらうことが重要です。

家族の気持ちも理解する

独立すれば、会社員の安定収入はなくなります。これは家族からすれば大きな不安です。反対するのは当然と言えば当然。

独立に向けて自分の熱意を伝えることは大事ですが、同時に家族の気持ちを理解することも重要です。

家族に応援してもらうには、それだけの行動を見せなければ納得してもらえませんよね。

美鈴
菅原

認めてほしければ行動で示せということですね。

独立後も元勤務先と良い関係を保つ

独立後も元の勤務先と良好な関係でいることは重要です。そこから仕事が入る可能性もゼロではないため。

  • デザイン
  • 記事の執筆(ライター業)
  • プログラム・システム開発
  • その他個人請負できそうな仕事

以上のように、個人でも請負できる業務内容であれば、独立後もそのまま受注できる可能性があります。(信頼関係による)

どんな仕事も、人から人への依頼。つながりを持つことは大切です。

思わぬ仕事が入る可能性もあるので、つながりは大事ですね。

美鈴

会社員の内に収益の仕組みを考える

いきなり独立しても収入はゼロです。これは大きなリスクになります。そのため、会社員の内に収入源を考えておくことは重要です。

  • 集客・販売用のホームページ準備
  • クラウドソーシングで実際に仕事を請け、クライアントの信用を得る
  • 知り合いの仕事話などがあれば、時間のある時に積極的に手伝う(つながりを強める)
  • SNSでも、自分が参考にしたい人がいれば、つながりをもつ。

以上のように、収入につながることを独立前から準備することは大切です。

補足

ホームページを作る際、いきなり外注して数十万というお金をかけるのはおすすめしません。(上手くいくかもわからない)

最初は初期費用を抑えて、テストという形で進めていくほうが安全です。(まずは自分でサイトを作成してみる)

菅原

独立前にクラウドソーシングなどで仕事を請け、収益を獲得出来れば気持ちにも余裕が出ますよね。

独立前に週末起業で経験を積む

週末起業とは休日や、終業後に自分の事業に取り組むことです。つまり会社員の内にプチ起業するという考えになります。

週末起業をおすすめする理由は以下の通り。

週末起業おすすめ理由

  • 本業の収入があるので、生活費は確保した状態で起業できる
  • ネット環境があれば、隙間時間でビジネス展開できる
  • 安全な状態から自分の力で稼ぐための経験を積める
  • 趣味・興味のある分野でビジネスが可能
  • 専門スキルを活かすことができる

副業禁止の場合は?

もし会社が副業禁止で、週末起業が発覚した場合、 会社で定められたルールによって、罰(注意・懲戒処分など)受ける可能性はあります。

※法的なものではないので、違法ではありません。あくまで会社の中での就業規定という契約ルールになります。

最近は副業OKの企業も増えてきましたね。禁止の会社もまだ多いですが。

美鈴
菅原

会社員も自分で稼ぐスキルを身に付ける時代と言えますね。

会社員の内からスキルアップに取り組む

会社員の内からスキルを磨くことは重要です。独立後は、事務作業・営業などに時間を取られ、意外と自分のスキルを磨く時間が少ないため。

  • 会社主催のセミナーなどがあれば、参加して知識を得る
  • 論理的思考能力を磨く
  • 目の前の上司・先輩・同僚・後輩を喜ばせるにはどうすれば良いのか分析(顧客として考える)
  • コミュニケーション力を磨く
  • 体力トレーニング
  • 専門性を磨く
  • 見た目も整える

以上のように、独立前から自己を高めることで、後の結果が変わってきます。

ただし、たくさんのことを同時に実施するのはなかなか大変。少しずつ無理のない範囲で取り組むことが大切です。

大人になると勉強する人はかなり少ないですよね

美鈴
菅原

今は長く勤めても給料も上がりにくい時代。だからこそ自分の価値を高めることは重要ですね。

独立後の資金繰り計画を立てる

独立後の資金繰りについて、会社員の内から計画を立て、準備することが大切です。ポイントは以下の3つ。

独立資金繰りポイント

  • 自己資金の確保→生活防衛資金(生活を維持するためのお金)を含め、最低半年分は確保
  • お金の流れを予測しておく(キャッシュフロー)→どのくらいのお金が出て、入るのか、予め予測を立てる
  • 助成金・補助金・融資などの勉強→独立時の資金確保として、知識を身に付ける(お得な制度を利用する)

資金は重要な生命線。勉強しておくことで、より安全な独立運営を行えます。

例えば、助成金・補助金関連について。難しいイメージもあるかと思いますが、知識があればお得な制度を活用することもできます。

独立後の仕事獲得方法

独立後は自分で仕事を獲得しなければいけません。会社員の時とは違い、自分の力で営業・集客・販売・資金管理をする必要があります。

独立後の仕事獲得方法としては以下の5つがあります。

独立後の仕事獲得方法

  • マッチングサービスを利用→ランサーズクラウドワークスなどのクラウドサービスサイトで仕事を受注
  • ホームページ・SNSなどで集客→ネット上で自社集客・販売を行う
  • 紹介で仕事をもらう→知り合いや、そこからの紹介で仕事をいただく
  • 外回り営業→アポを取り、直に合って営業する
  • 業務委託の募集求人に申込む→業務提携契約を結び、委託仕事をいただく

上記の仕事に関して、できれば独立する前に少しずつ始めることも重要です。

会社員の安定収入がある内に、テストの意味も含めて経験を積むことで、その後の独立も余裕を持って取り組めます。

いきなり独立しても上手くいくかどうかは未知数ですよね。

美鈴
菅原

できれば安定収入がある内に、マッチングサイトなど利用して稼ぐ経験を積みたいですね。

補足:マッチングサービスとは?

仕事を発注したい側(企業・個人)と、受注したい側(フリーランス)をネット上でマッチングさせるサービスです。

  • ランサーズ
  • クラウドワークス

以上の2サイトが有名です。登録・利用は無料、仕事をクライアントに納品したときにサイトから手数料を引かれる仕組みです。

サイトでは実績・評価が見える仕組みになっていますので、経験を積めば積むほど、仕事をもらえる、単価も高くなります。

以下の記事もおすすめです。独立コンサルタント向けの内容ではありますが、独立後の案件獲得・営業成功の参考にお役立てください。

参考記事:独立案件取り方・営業成功のポイント

長期契約のポイント

顧客を獲得したら、なるべくご贔屓(長期契約)にしていただきたいもの。そのためのポイントは以下の3つです。

長期契約のポイント

  • 長期的に関わるサービスを販売→中長期的な経営計画の提案など、ある程度期間の長い仕事を売り込む
  • 顧客企業の組織体制が変わっても契約してもらえる関係性を築く→顧客の経営陣が変更しても契約してもらえるよう日々の信頼構築が重要
  • 専門分野をもつ→何かに特化することで付加価値が高まり、「この問題ならこの人」というポジション定着になる

上記3つが、長期的契約をしていただけるためのポイントです。

さらに、以下の記事もおすすめです。コンサルタント向けの内容ではありますが、長期契約について取り組むべき3つの行動など、詳しく解説しています。ご参考にどうぞ。

参考記事:長期契約【取り組むべき3つの行動】

まとめ

ここまで、会社員の独立準備、その後の仕事獲得方法、長期契約(リピート)のポイントなど解説してきました。

  • 独立に備え自分の棚卸し
  • 事業計画の準備
  • 独立後の収支を意識する
  • 家族の理解を得る
  • 独立後も元勤務先と良い関係を保つ
  • 会社員の内に収益の仕組みを作る
  • 独立前に週末起業で経験を積む
  • 会社員の内からスキルアップに取り組む
  • 独立後の資金繰り計画を立てる
  • 独立後の仕事獲得→紹介・マッチングサービス・委託募集の求人・自力営業・ネット集客(ホームページ、SNSなど)
  • 長期契約のポイント→長期的に関わるサービス販売・信頼構築・専門性を持つ

ここまでお読みいただきありがとうございました。

法人獲得

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