人材コンサルタントって一体どんな仕事をするの？
「コンサルタント」と何が違うのか良く分からない人もいると思います。
そこで今回は、人材コンサルタントの仕事内容や年収などについてご紹介していきます。
この記事は、「人材コンサルタントとして働きたい」「人材コンサルタントで独立したい」人におすすめです。
では、さっそくどうぞ!
Table of Contents
人材コンサルタントはどんな仕事？
人材コンサルタントの主な仕事内容は、クライアント企業に人材派遣・人材を紹介することです。
人材を求めている企業と、求職者を繋げる役割を果たすのが人材コンサルタントの仕事なのです。
しかし、仕事はこれだけではなく、多岐にわたります。
これから、詳しく説明していきますね。
また、良く似ている言葉で「マーケティング」と言うのがあります。
コンサルタントとマーケティングの違いについて下の記事で詳しく解説していますので、こちらの合わせてご覧ください。
人材コンサルタントの仕事内容
人材コンサルタントの仕事内容をまとめてみました。
- 新規顧客の開拓
- クライアント企業の求人内容のヒアリング
- 求人票の作成
- 転職活動のサポート
- 求職者のヒアリング
- 入社後のフォローなど
人材が不足している企業を新規獲得することも大切な仕事の一環ですが、最も重要なのは、ヒアリングです。
人材コンサルタントは、クライアント企業が求めてる人材を提供しなければなりません。
したがって、求人内容のヒアリングは重要なポイントとなり、そのポイントは企業によって異なります。
例えば、クライアント企業が病院であれば、「夜間対応できる医師が欲しい」と言うところもあれば、「非常勤の医師が欲しい」と求めている人材は様々です。
適切に人材を提供するために、求人内容をヒアリングする必要があります。
クライアント企業を理解することで、信頼関係が深まり営業活動が広まります。
また、クライアント企業だけではなく、求職者のヒアリング・転職サポートや双方の対応が求められてきます。
クライアント先の企業
人材コンサルタントが取り扱うクライアント企業は、多岐にわたります。
一例をまとめましたので、ご覧ください。
- 医療機関
- 大学などの教育機関
- 海外事業を展開する一般企業
- 中小企業
- 建築、不動産業者
- 介護、福祉
など
医療機関向けの人材コンサルタントになると、それだけ専門性が高くなります。
大変な仕事ですが、やりがいはありそうですよね。
人材コンサルタントの年収
人材コンサルタントの年収は、コンサルタント会社によって様々で300万円～700万円と幅が広いです。
中には1000万円以上の会社もあり、やる気次第では高収入を目指すことも可能です。
フリーコンサルタントの年商ですが、3000万円稼ぐ人もいます。
下の記事で詳しくご紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
人材コンサルタントになるには?
高収入も夢ではない、人材コンサルタントですが、ではどうやったらなれるのでしょうか？
どんなスキルや資格があれば良いのかそれぞれ説明していきますね。
求めれらるスキル
人材コンサルタントに求められるスキルは、以下のようなことです。
- コミュニケーションが取れる人
- 営業経験のある人
- 前向きな人
- 体力がある人
- 業務改善経験がある人
など
冒頭でも伝えたように、人材コンサルタントはクライアント企業や求職者からヒアリングすることが重要なので、初対面の人でも打ち解けて会話ができる人が求められています。
また、前職で営業経験があれば、これまで培ってきたものを人材コンサルタントとして活かすことができます。
これらに当てはまっていれば、人材コンサルタントに向いている人と言えるでしょう。
必要な資格
人材コンサルタントに必要な資格は、特にありません。
資格よりもその人の素質やスキルが重要視されます。
但し、外資系の人材コンサルタントの場合は上級者に求められる英語力(TOEIC)などが必須になってくることもあるので、外資系人材コンサルタントを目指す場合は、英語力を身に付けることが必要です。
人材コンサルタントのやりがいとは？
人材コンサルタントのやりがいは、クライアント企業や求職者から「ありがとう」と感謝されることです。
但し、人材コンサルタントはそれまでのプロセスよりも結果を重視されるのでプレッシャーも大きいです。
例えば、求人票の閲覧数を伸ばすために見てもらうためにはどうしたら良いかと考えながら作成したり、クライアント企業から「いつまでに、こんな人材が欲しい」と要望などがあります。
クライアント企業・求職者の年齢や性格も様々なので、気を遣うことも多々あり精神的に辛いこともあるかもしれません。
ただ、その苦労を経て成果に結びつき感謝された時は、とてもやりがいを感じれることでしょう。
人材コンサルタントで起業するには？
市場では、人材不足・何かしらの課題を抱えている企業が増えており、人材コンサルタントの重要は高まっています。
なので、人材コンサルタントとして起業することは十分可能です。
しかし、すぐに起業するのは待ってください!
人材コンサルタントとして起業するには、以下のことが必要になってきます。
- 実務経験
- 人脈
- 人材紹介、人材派遣のノウハウ
です。
ではこれから一つずつ説明していきますね。
実務経験
人材コンサルタントとして起業するには、まずは、実務経験が必要になってきます。
なので、人材コンサルティング会社に転職するか営業などで2年以上実務経験を積んでから起業する方が賢明でしょう。
人脈
人脈は、人材コンサルタントに限らず起業している人なら必要なことだと思います。
起業をしようと決めたら、準備やクライアント企業とのやり取りを一人で全部するのはまず難しいです。
集客ひとつとってもホームページやSNSの作成すべて自分でしようとしたら時間がかかりすぎるかもしれません。
起業するまでに、どれだけ多くの人脈を作ることできるかが起業成功の鍵とも言えるでしょう。
人材紹介・人材派遣のノウハウ
人材コンサルタントの仕事はクライアント企業と求職者を繋げる役割を果たすのが仕事なので、人材紹介・人材派遣のノウハウは必要です。
学校の勉強も同じで、教科書なしで独学で学ぶのは難しいですよね?
教科書のようなものがあればそれに沿って仕事をスムーズに進めることができます。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、人材コンサルタントの仕事内容についてご紹介しました。
近年働き方改革が行われる中、働く側の意識も変化しています。
そんな中、人材の問題を抱えている企業も多いのも事実で、これからさらに人材コンサルタントの需要は高まっていくと思われます。
