コンサルタントに依頼する目的とは?顧客ニーズを知り業績アップに繋げよう

企業がコンサルタントに相談する背景には、どんな理由があると思いますか？

コンサルタントとして売り上げを伸ばすなら、企業のニーズや、コンサルタントに依頼する背景・理由を正しく理解し、それに沿った仕事をする事が必要です。

継続依頼が増えたり、依頼料がアップしたりして、結果として業績アップにつながるはずです。

戦略なら、自社でも考えられるのでは？

美鈴

菅原

コンサルタントを活用するからこそのメリットがあります。

ここでは、コンサルタントの目的について、解説していきます。

コンサルタントの目的【本質】

何事も本質が重要。

まず、コンサルタントとして何が求められているのか「コンサルタントの目的」を明確にしておきましょう。

▼ コンサルタントとして売上を上げていきたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。

コンサルタントに依頼する目的【具体】

この見出しでは、コンサルタントの目的を、実際の企業経営に即して具体的に解説していきます。

目的１：客観的な視点の提供

企業がコンサルタントに依頼する目的として、まず挙げられるのは、「自社の経営方針に客観的な視点を入れ込むため」です。

斬新なアイデアや的を射た指摘は、会社の経営戦略を打ち出していくのに必要なことではあります。しかし、普段一緒に動いている社内の人間が言うことで、「意見が割れた」と受け取られかねません。

良い意見でも、角が立って受け入れられないことってありますよね…！

美鈴

しかし、コンサルタントはこうした社内の人間関係や利害関係からは距離を置いた、外部の人間。客観的な意見として指摘しやすく、また指摘される企業側としてもその意見は受け入れやすいものになります。

目的２：時間の節約

第2に、「時間の節約」が挙げられます。

「コアコンピタンス経営」という言葉があります。

強みに経営資源を集中して投資し、それ以外のことは外部に委託してしまったほうがかえって効率がいいということになります。

経営者は大まかな方向性だけを示し、細部のリサーチや計画の作成は、コンサルタントを使った方が効率的と考える企業もあります。

また、自社にないノウハウを手に入れるということに関してもコンサルタントに依頼すると効率的です。

自分たちで考えていても解決ができない課題をコンサルタントに依頼することで大幅な時間節約になります。

目的３：既にある意見に箔をつける

第3に、コンサルタントに依頼する目的は、「既にある意見に箔をつける」ことが挙げられます。

たとえ的確な経営改善を行おうとしていても、経営改善の方法に反対する勢力がでてきた場合、これを説得するのに時間がかかるということもありえます。

コンサルタントという外部の客観的な意見をあいだにいれることで、社内がスムーズにまとまるという大きなメリットがあります。

コンサルタントを依頼する目的 ＝ ニーズである【売上増】

この記事を読んでくださっている方というのは、おそらく現在コンサルタントとしてのお仕事をされていて、今後より一層売り上げを伸ばしていきたいと考えている方だと思います。

売り上げを伸ばすために、大事なことは何でしょうか。

もちろん、広告を打ったり、価格を見直して単価を上げることも一つの方法ではありますが、やはりリピーター顧客を作ることが、安定した売り上げアップに効果的だと言えるでしょう。

そして、このリピート率を左右するのが、「いかに顧客のニーズに応えたサービスを提供できるか」であると言われています。

このニーズこそ、今回紹介したコンサルタントを依頼する目的と言えます。

ニーズを理解しない場合に起こること

言い換えれば、この記事でご紹介したようなコンサルタントを依頼する目的を理解せずにサービスを提供してしまうと、次のようなことも起こり得ます。

• 特定の考えに肩入れするような、客観的な視点を欠いたアドバイスで、余計に経営方針がブレた。
• 決まりかけていた意見をかき回されて、逆に決まらなくなってしまった。

こうしたことが内容、自分の専門性を依頼を受けた企業でしっかり生かしてもらえるにはどのようにすればいいか、常日頃から意識するようにしましょう。

コンサルタントの目的・顧客ニーズについて学ぶ

顧客ニーズに応えるのも、あれもこれも手を広げては、手が回らなくなるのが目に見えています。時間も労力も有限です。

「コンサルタントとして集中すべきは何か？」代表の今泉自ら執筆した以下の記事から、何か得ていただけましたら幸いです。

まとめ

いかがでしたか。この記事をまとめます。

コンサルタントの目的を理解して、クライアント企業に喜ばれる助言ができるコンサルタントを目指していきましょう！