【企業内診断士入門】意外に知らない企業内診断士の仕事内容などを徹底解説

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国家資格としても登録された中小企業診断士。

多くの企業で取得を推奨されている資格ですが、企業内診断士はどのような仕事をしているか知っていますか?

企業内診断士の方ってあまりお会いしたことないんですが、企業内診断士ってどのような職業なんですか?

美鈴
今泉武史

実は、企業内診断士は経営全般にかかわるような重大な役割を担っているんですよ。

そこで、今回は企業内診断士の実態について解説します。

企業内診断士とは

企業内診断士とは、クライアントを多角的な視点で診断し、クライアントが抱えている経営課題に合った支援をする職業です。

企業内診断士の主な仕事【3つ】

企業内診断士の主な仕事は、以下の3つです。

企業内診断士の主な仕事

  1. 経営に関するコンサルティング
  2. 書類作成
  3. セミナーなどのイベント

経営に関するコンサルティング

ヒアリングなどを基にクライアントの経営課題を分析し、解決策を提案します。

今泉武史

経営者が気づけなかった視点からの見解を伝えることで企業の更なる成長に繋がります。

書類作成

コンサルティングに基づいた経営改善計画書や経営診断書などの書類を作成します。

今泉武史

産業廃棄物の許可申請などは、経営診断書の提出が必要になる場合があります。

セミナーなどのイベント

自営業者や独立開業を考えている方、経営に興味がある方のためにセミナーなどのイベントを開催します。

今泉武史

セミナーでは、法律の改正や業界の動向、専門知識に関する情報発信などをしています。

▼こちらの記事では、成功している士業の特徴と売上アップを実現する5つの方法について解説しています。企業内診断士などの士業で成功したいと思う方は参考にしてみてください。

中小企業診断士試験について

企業内診断士ってコンサルタントと似たような職業なんですね。

美鈴
今泉武史

そうですね。

ただし、コンサルタントは誰でもできますが企業内診断士は、中小企業診断士試験に合格しなければなりません。

中小企業診断士試験の概要は、以下の通りです。

受験資格制限なし
試験日程1次試験:8月上旬(土・日曜日の2日間)
2次試験(筆記試験):10月下旬(日曜日)
2次試験(口述試験):12月中旬(日曜日)
試験会場札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡
受験料1次試験:14,400円
2次試験:17,900円
※税込み
合格基準(筆記試験)総合点数60%以上かつ各科目40%以上
1次試験試験科目経済学・経済政策
財務・会計
企業経営理論
運営管理
経営法務
経営情報システム
中小企業経営・政策
2次試験(筆記試験)試験科目組織
マーケティング・流通
生産・技術
財務・会計
合格率1次試験:42.5%
2次試験:18.5%
参照:中小企業診断協会 (j-smeca.jp)
今泉武史

試験合格後に実務補習を実施し、中小企業診断士登録をすると中小企業診断士として活動できるようになります

中小企業診断士資格取得のメリット【3つ】

中小企業診断士って試験は難しそうだし、企業内診断士ではない人にとってはそこまで必要ではありませんよね?

美鈴
今泉武史

そんなことありません。

難易度が高い中小企業診断士ですが、企業内診断士ではない人にも取得のメリットがあるんです

中小企業診断士資格取得のメリットは、以下の3つです。

中小企業診断士資格取得のメリット

  1. 独立開業に役立つ
  2. 年収が増える
  3. 学んだ知識を日常生活に生かせる

独立開業に役立つ

独立開業する場合は、事業の差別化だけでなく経営周りの知識も必要となります。

税理士などに依頼することもできますが、中小企業診断士のノウハウを持っていると独立開業がスムーズに進みます。

年収が増える

コンサルタントが中小企業診断士資格を持っていると、クライアントに対するアピールになるので、売上UPに繋がります。

また、企業によっては中小企業診断士資格が資格手当の対象になっている場合もあるため事業主だけでなく従業員にもおすすめです。

学んだ知識を日常生活に生かせる

中小企業診断士の試験項目には、財務・会計も含まれています。

日常生活で税金や資産運用、相続などについて考える場面に遭遇したとしても、中小企業診断士のノウハウがあれば困りません。

まとめ

今回は、「企業内診断士」について解説しました。

  1. 企業内診断士とは、クライアントを多角的な視点で診断し、クライアントが抱えている経営課題に合った支援をする職業
  2. 企業内診断士は、中小企業診断士試験に合格しなければならない
  3. 中小企業診断士の資格を獲得すると、年収が増えるだけでなく、独立開業時や日常生活でも役に立つ

今後のキャリアに悩んでいる方は、企業診断士を視野に入れてみませんか?

ご愛読いただきありがとうございました。

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