「コンサルタントで独立したら年収はどれくらい稼げるんだろう?」
独立したどれくらい稼げそうか、誰でも気になるところですよね。今回はこのような悩みについて解説していきます。
この記事では調査データなどを参考に、独立コンサルタントの年収について解説していきます。
さらに、年収の上げ方ポイントや、案件の獲得方法についてもお伝えしていきますね。
簡単にお読みいただけますので、ぜひご一読ください。
Table of Contents
独立コンサルタントは年収3000万超えも目指せる
独立コンサルタントはトップ層であれば年収3000以上の方もいます。独立ですので会社員とは違い、仕事さえ獲得できれば、やればやるほど稼げるということですね。
以下、参考として経営コンサルタントの国家資格【中小企業診断士】取得者の年収調査データになります。
データに関する注意点
- 資格を持っていないコンサルタントもたくさんいる
- データは独立コンサルタントと、コンサル会社に所属している方の混合内容
コンサルタントの年収参考データ
引用元:データで見る中小企業診断士
ポイント
- 年収3000以上は全体の内、約2%
- 年収1000万以上は全体の内、約25%
- 年収500万~800万は全体の内、約20%
データで見ると、年収3000万以上は2%と、さすがにトップ中のトップになり、これだけ稼げるのはコンサルタントの中でも人握りです。ただし、うまくいけば目指せる可能性はあるということですね。
また、年収1000万円以上は、全体のうち約25%ですので、より稼げる可能性は高くなります。トップ層の3000万以上は相当難しいかもしれませんが、年収1000万であれば頑張り次第で十分手は届きそうな範囲に思えますね。
年収500万~800万も高いパーセンテージになっていますので、まずはこのくらいの年収は目指したいところです。ちなみにこのくらいですと、コンサル会社に所属している社員コンサルタントでも目指せる年収になります。
顧客の規模で収入も変わる
コンサルタントの収入は、顧客からいただくコンサルティング料が基本。
予算の大きい顧客の仕事になるほど、単価も大きくなり、より稼げるようになります。例えば個人様よりは組織的な法人顧客様のほうが金額も大きくなります。
より高い金額の仕事のほうが当然モチベーションも上がります。ただし、その分求められる仕事の質も高くなりますので、自分の力量とのバランスは大事ですね。
逆に小さな仕事(それほど大きくない中小企顧客)でコツコツと複数の仕事をこなし、収入を上げていくコンサルタントもいます。自分に合ったスタイルを作ることが大事ですね。
まずは信用作り
独立して間もなくは、なかなか仕事もスムーズに入りません。そこが会社員と異なります。
まずはコツコツと信用を集め、人脈も作り、継続的なお仕事をいただけるようにしていくことが重要です。
ここまでの内容で【中小企業診断士】という言葉も何回か出てきましたので、以下、中小企業診断士やその他コンサル関連資格についての記事もご紹介しておきます。
コンサル関連資格、参考記事
年収の上げ方ポイント4つ
上記で「まずは、コツコツと信用を作る」とお伝えしました。ただ、ずっと収入が低いままでいるわけにはいきません。
ここからは具体的な年収の上げ方についても解説していきます。 ポイントは以下4つです。
ポイント
- 高単価の案件をおこなう→より効率的な仕事量で収入獲得
- 複数の顧客獲得→リスク軽減、複数の収入源
- 専門性の特化→自分の希少価値を高めることで収入アップ
- 法人顧客のコンサル→単価の高い法人案件で収入アップ
これらを意識することで、より収入を上げていける可能性が高まります。さらに詳しい解説として、以下の記事もご参考にどうぞ。
参考記事:稼ぐためのポイント
以下、独立コンサルタントで稼ぐためのポイントついての記事になります。
案件の獲得方法4つ
ここでは、独立コンサルタントの主な案件の獲得方法4つお伝えしていきます。
案件獲得方法4つ
- 人脈からの案件(紹介・知り合い)→すでにある程度の信用があるので、営業のハードルも下がる
- マッチングサービス→仕事を発注したい側と受注したい側をマッチングさせるサービス。※有名どころ:ランサーズ、クラウドワークスなど
- エージェント会社利用→エージェント(代理人)と相談した上で、適性のありそうな案件を紹介してもらえる
- 自力営業→自分の営業で直接顧客を獲得する
さらに以下の記事でも案件獲得方法について詳しく解説していますので、参考としてお役立てください。
参考記事:案件獲得方法
以下、独立コンサルタントの案件獲得方法についての記事になります。
ここまで、年収、案件獲得などについて解説してきました。さらに以下補足として、「独立コンサルタントの開業費用は?」ということについてもお伝えします。
補足:独立開業は低資金で可能
コンサルタントの開業は低資金で可能です。最低限必要なのは名刺と印鑑などの初期費用(3,000円~20,000円)。始めるための資格などもありません。
以下の記事では、独立コンサルタントの開業費用について詳しく解説しています。
参考記事:コンサルタント開業費用について
以下、コンサルタントの開業費用、より低リスクな起業方法についての記事になります。
まとめ
ここまで独立コンサルタントの年収、収入アップ方法、案件の獲得方法、独立開業資金についてなど解説してきました。
- 独立コンサルタントは年収3000万超えも目指せる(1000万以上ならさらに可能性は高め)
- もちろんいきなり独立してすぐには稼げない(最初はコツコツと信用作りが大事)
- 年収アップとしては、高単価・専門性の特化・複数の顧客獲得・法人顧客のコンサルなど
- 案件獲得としては、人脈・マッチングサービス・エージェント・自力営業
- コンサルタント独立開業は低資金で可能
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。